重要なお知らせ
更新日:2024年12月1日
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「栃木県こども(地域)食堂サポートセンター」が誕生!
県は、10月1日に「栃木県こども(地域)食堂サポートセンター」を開設し、県内の「こども食堂」に関する情報発信・相談の受け付けをしています。今、県内でも急速に広まりつつある「こども食堂」について、この機会に理解を深めませんか。
民間発の取組で、子どもだけで行ける無料または低額の食堂のこと。栄養のある食事や温かな団らんを提供する場です。
全国的に増加傾向で、県内では現在、100カ所以上開設されています。もともとは子どもの貧困対策でしたが、世代を超えた地域交流の場として利用されています。
同センターでは県内のこども食堂の情報を紹介しています。ホームページでは自宅近くのこども食堂を一覧で簡単に探すことができます。また、利用や食堂の開設等の相談をメールや電話、対面で対応しています。
「寄付したいけれど、どこに届けたら良いか分からない」という方には、こども食堂の情報を案内します。寄付する物品は「余っているから」という理由だけではなく、子どもが喜ぶものを。まずはご相談ください。
こども食堂について理解を深めるためのセミナーを実施しています。
「とちぎこども・地域食堂情報交換会2024」(10 月開催)では、運営の在り方や取組のヒントを共有しました
「こども食堂の現在・未来~こども食堂をあたり前のものに~」(11月開催)では、基調講演・パネルディスカッションを行いました
山田さん:最近では地域交流の場として、さまざまな年代・立場の人が和気あいあいと過ごしています。保護者が子どもと一緒に食事をしに来ることもあり、一緒にテーブルを囲んだ保護者同士・子ども同士で話が盛り上がることも。また、運営者には子育ての先輩も多いので、さまざまな助言が受けられる場合もあります。
桧原さん:もちろん、大人だけで利用できる所もたくさんあります。核家族化が進む今、子どもや若い世代が高齢者と触れ合うことは貴重で、お互いの知識や経験を共有できるなど、コミュニティにも良い影響が期待できます。
桧原さん:「ボランティアがしたい」「何か食材を提供したい」という方は、ぜひお近くのこども食堂に足を運んでみてください。食材や人手の不足など、困っていることは場所によってそれぞれ。実際に行ってみて、そこが何に困っているのか、自分は何ができるのかを見てみましょう。
山田さん:当センターは「こども食堂を始めたい」など、こども食堂に関するさまざまな相談を受け付けています。おいしい食事と温かな団らんを楽しめるこども食堂に、子どもや地域の方が気軽に行けるよう、現場の皆さんと一緒にこれからより良い方法を考えていきたいと思います。
(写真:窓口の様子)
県は、こども食堂を通して子どもへの支援を進めています。こども食堂を利用したい、応援したい、携わりたい方は、栃木県こども(地域)食堂サポートセンターまでお気軽にお問い合わせください。
栃木県こども(地域)食堂サポートセンター(社会福祉法人 栃木県社会福祉協議会内)
https://www.kodomo-tochigi.info/
住所:宇都宮市若草1-10-6 とちぎ福祉プラザ3階
受付:平日午前9時~午後4時(年末年始を除く)
TEL:028-622-0525
メール:kodosapo@tochigikenshakyo.jp
お問い合わせ
広報課 広報担当
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館3階
電話番号:028-623-2192
ファックス番号:028-623-2160