重要なお知らせ
更新日:2021年1月13日
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とちぎ農業ビジネススクールは、県内で経営の高度化を目指す農業者の方を対象としたスクールで、今年度は7名の受講生が参加しています。
第11回(11月10日)は、「商品開発手法とマーケティング戦略」として、他県の優良事例をもとに新商品開発をする際のポイント等について学びました。また、グループワークでは、実際に販売されている商品を使って、ポジショニングマップを作成し、マーケティング戦略や競合品との差異化を明確にする方法等について学びました。
第12回(11月17日)は、6次産業化・農福商工連携とバリューチェーンと題し、千葉大学名誉教授・昭和女子大学客員教授 斎藤 修氏を講師に迎え、最終消費からみた飲食費の流れ、農と食をつなぐ4つのイノベーション(6次産業化、連携による成長、新しい価値の創出、地域の革新等)について、県外事例を交え説明いただきました。
農業者の経営事例として、GAPを取り入れた稲作経営・契約栽培と題し、(株)穂海代表取締役 丸田 洋氏を講師に迎え、GAP導入の経緯、穂海における販売戦略について、将来の稲作農業についてお話をいただきました。
第13回(12月1日)は、「農業の働き方改革」として、他産業や農業での取組事例を紹介しながら、農業における働き方改革とは何かについて学びました。ワークブック(農水省作成)に各自書き込みを行い、講義の最後には、「働き方改革」実行宣言を作成し、みんなの前で宣言しました。
受講生からは、「六次化の難しさ、考えの甘さに気づいた」「グループワークを交えた講義は楽しみながらできる」「5年後、10年度の姿をイメージして、それに向けてのプランを考えていきたい」「従業員がやりがいをもってもらえるようにしたい」などの声がありました。
今後も、経営者としてのレベルアップに必要な実践的な研修を行い、受講生の経営内容に応じた経営改革プランを作成していきます。
講義風景1
講義風景2
「働き方改革」実行宣言を発表しました
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