重要なお知らせ
更新日:2024年4月22日
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なしは自分自身と同じ品種の花粉では受粉しない性質があり、実をつけるためには他の品種の花粉が花につくことが必要です。そこで安定した生産のために、人の手でなしの花に花粉を付着させる人工授粉が行われています。
4月中旬のよく晴れた日に果樹専攻の1・2年生、とちぎ農業未来塾果樹専門コースの研修生総出でなしの人工授粉を行いました。「ぼんてん」と呼ばれる棒の先にふわふわした毛玉がついた道具を用いて、異なる品種から採取した花粉を花に付着させました。
暖かく風がない日に受粉をすると、花粉と花の状態が良く、受粉の成功率が高くなります。この日は条件が良かったので、しっかり実がついてくれることを期待しています!
結実が確認できた後で、品質を高めるために着果数を制限する「摘果」を行います。
今後も実習風景をお届けしていきます!
受粉作業の様子1
受粉作業の様子2