じゃがいもの収穫とねぎの追肥・土寄せをしました（とちぎ農業未来塾）

　「とちぎ農業未来塾」は、栃木県内で農業経営を始めたいと考えている方を対象としたいわゆる就農準備校です。年間を通じて、就農に必要な様々な研修が行われています。

　基礎研修では、4月に植えたじゃがいもの収穫を行いました。今年は「男爵、キタアカリ、十勝こがね」の3品種を栽培しました。キタアカリは男爵を品種改良したもので芽の部分が赤いのが特徴です。3品種の中では最も収量が多くなりました。十勝こがねは収穫後の貯蔵性に優れますが、初期生育が遅れる傾向があり収量がやや少なめでした。今年は地上部の枯れ上がりが早く、例年より早い収穫となりました。

　ねぎは、手作業による土戻しの時期が終わり、今後は管理機を用いた土寄せになります。管理機の研修は8月を予定しているので、今回は操作方法の実演を見学しました。

　稲作の講義では、稲の生長の様子を実際に稲株を分解して観察しました。分げつ（ぶんげつ）といって、次々に新しい茎が生えていく様子が分かりました。

　今後の研修風景についても、適宜みなさんにお届けしていきます！

じゃがいもの収穫