重要なお知らせ
更新日:2020年9月9日
ここから本文です。
とちぎ農業ビジネススクールは、県内で経営の高度化を目指す農業者の方を対象としたスクールで、今年度は7名の受講生が参加しています。
第4回(8月4日)は、「会計を活かした経営力の高め方」として、模擬ゲームを通じて、経営のポイントについて自ら気づき、自分の考え方を確立する力や、財務会計の仕組みを理解して決算書が読める力を身につけることを目的に、経営を模擬体験しました。また、講義では、決算手続き、期首処理、期末処理、対外報告書の作成等について、模擬ゲームの数字を元に演習を行いました。
第5回(8月18日)は、「農業新規参入から経営の変遷(観光いちご農園他)」として、熊本県南阿蘇村の(有)木之内農園 木之内均氏を講師に迎え、木之内氏の農業人生の足跡や地域活性化に向けての6次産業化のポイント、木之内農園の今後の展開方向等についてお話しいただきました。
第6回(8月25日)は、「農産加工、レストラン運営等、6次産業化による経営事例」として、宮城県登米市の(有)伊豆沼農産の伊藤秀雄氏を講師に迎え、経営理念の大切さについてお話しいただきました。その後、一人一人が抱える経営上の課題に対して、伊藤氏から直接アドバイス等をもらいました。
受講生からは「講義を聞くだけでなく、ゲームを通じて企業として一連の流れを体験できたのがよかったと思う」「この先、やる事やらなきゃいけない事が明確化した」「自分の考えている事の方向性に自信が持てた」などの声がありました。
今後も、経営者としてのレベルアップに必要な実践的な研修を行い、受講生の経営内容に応じた経営改革プランを作成していきます。
ゲーム盤を使った経営の模擬体験
講義風景(8月4日)
講義風景(8月18日)
一人一人アドバイスをもらいました
お問い合わせ
農業大学校 研修担当
〒321-3233 宇都宮市上籠谷町1145-1
電話番号:028-667-4944
ファックス番号:028-667-4943