今年度、未来塾では有機農業に関心の高い農業者の一助とするため、有機農業実践研修を開催しています。
去る6月22日に大田原市の古谷農産、6月27日には壬生町の(株)ベジファームで現地研修を行いました。
古谷農産は、米・麦・大豆を中心に栽培するとともに、うどんやせんべいなどの6次産業化にも積極的に取り組んでいます。古谷慶一さんから有機農業へ転換した経緯や輪作体系また、販路の開拓などについて講義を受けたあと、水稲の育苗や発酵たい肥をつくっている現場を視察しました。
(株)ベジファームは、野菜を中心に生産物を宅配で出荷しています。代表の中屋末人さんからこれまでの取り組みや販路開拓などの講義を受けたあと、育苗用の床土を作っている施設や野菜の栽培ほ場の視察を行いました。
古谷さんも中屋さんも共通していることは、農業を持続的に発展させるために、環境と調和をとり、消費者に安全なものを届けたいという思いが強いということでした。
参加者からは積極的に質問がだされ、両日とも大変有意義な研修となりました。