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更新日:2022年10月21日
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~ 「世界とともにある企業」「社会から必要とされる企業」であるために~
代表者名 | 工場長 小野 剛 |
企業所在地 | 那須烏山市月次500 |
連絡先 | 0287-88-7171 |
これまでの受賞・認証歴 |
平成9年12月 ISO9001認証取得 平成13年3月 ISO14001認証取得 平成19年 安全衛生優良事業場 栃木県労働局長奨励賞受賞 平成19年 第二種無災害記録 平成26年10月 安全衛生優良事業場 栃木労働局長表彰 優良賞受賞 |
お話 |
管理部 環境安全管理チーム リーダー 菊地 良夫 (令和4年6月21日) |
企業概要 |
本社:東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル17F 代表者:代表取締役社長 矢﨑 陸 設立:昭和34年6月(栃木工場 昭和48年設立) 資本金:5,000万円 従業員数:314名(令和4年6月21日時点) 主要製品:自動車用組電線(ワイヤーハーネス)製造 |
A. 安全衛生方針を掲げて活動しています。(下記方針)
矢崎部品(株)栃木工場 安全衛生方針
栃木工場は、全従業員の安心・安全・健康・環境を重要項目と捉え災害を起こさない労働環境、地球環境 にやさしい会社風土を造り「ゼロ災害」「ゼロ疾病」をめざす。
1)全てにおいて安全と健康を優先させる。 2)安全衛生関係法令を遵守し、必要な自主基準を設けて、安全衛生の水準を向上させ、安全健康職場を造る。 3)労使の良好なコミュニケーションを図り、一人一人の創意工夫を集結した全員参加の活動を行う。 4)メンタルヘルスのよる健康障害を防止するため、衛生管理体制の充実を図り、全従業員の健康確保対策を行う。 5)安全衛生活動の実行に当たっては、適切な経営資源を投入し、効果的なリスク低減活動を継続的に行う。
具体的な取組は、以下のとおりです。
1. 管理体制構築・維持
(1)安全管理者及び衛生管理者の転勤、異動等に際しても配置基準を維持できるよう、当該資格取得者を複 数確保
(2)緊急時に備えた救命救急講習会や設備に関する危険性把握のための体感教育実施による知識向上
(安全体感教育、救急救命教育(心肺蘇生・AED作)) (3)全社有車へのドライブレコーダー装着による運転者の安全確保・法令遵守・環境配慮(エコドライブ)
2. SC(セーフティーコミュニケーション)小集団活動の推進
(1)SCサークル活動による改善実施結果の報告を行い活動の活性化
※ 多発している事故の型として、三大要因(はさまれ、巻き込まれ・切れ、こすれ・転倒)に重点を置いた活動を実施することで災害の未然防止を図る
3. 労働災害の防止
(1)危険源のリスク評価、対策内容の効果の確認を徹底
高リスク箇所に対する事故防止対策
(安全部会パトロール・総括安全衛生管理者・安全管理者・衛生管理者巡回、組合本部活動による安全確 認)
※ 事故の型三大要因(はさまれ、巻き込まれ・切れ、こすれ・転倒)に重点を置いたリスクアセスメントとリスク低減措置を図る (2)安全道場による教育の実施
4. 安全衛生教育及び健康の推進
(1)メンタルヘルス教育としてセルフケア教育・ラインケア教育
(2)交通事故防止における教育
(3)健康増進活動としての体力づくり(各種スポーツ大会の実施)
(4)従業員への安全衛生・健康に関する意識高揚のための啓蒙活動(社内ホームページや社員食堂での映像配信等)
(5)従業員が、危険に対する感受性や集中力を高めるための危険予知トレーニング(KYT)実施
(6)ポケテナシ活動による歩行災害防止
ポ ケットに手を入れて歩かない
ケ イタイ電話をしながら歩かない
テ すりを持って階段昇降する ナ なめ横断しない シ 差確認をする(指差確認)
A. 矢崎グループの経営基本方針の1つに「環境/安全を最優先とした企業活動を行い、豊かな未来社会実現に貢献する。」が掲げられており、1973年の工場創業以来、労働安全衛生活動を推進しています。
常にPDCA(※)を廻しながら、毎年のグループ指針に基づいて、安全衛生計画書を作成し、1年間を通して活動に取り組んでいます。
※「計画(Plan)-実施(Do)-評価(Check)-改善(Act)」の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善すること。
A. 無災害記録(休業災害なし):令和4年7月20日現在 515日 114.8万時間継続
A. 矢崎グループ全体で多発している三大要因(はさまれ、巻き込まれ・切れ、こすれ・転倒)と呼ばれる事故の型を如何に減少させるか。過去に当社においてもカッターナイフによる切れや通路上の障害物で躓き転倒した事があった為、カッターナイフ使用時は、耐切創手袋の装着を義務付け、使用方法や注意事項を示した要領書を作成し、従業員への周知徹底を図ったり、パトロールや巡回において、通路上へは障害物が無いよう、常に確認をし、安全確保を心掛けるよう活動してきました。
活動内のSCサークルやリスクアセスメントに於いても、三大要因を意識した取組みを実施しております。
A. 労働安全衛生マネジメントシステムを構築し、仕組みにのっとった活動を定着させたいと思います。
A. 製造工場として機械や素手による作業があり、常にリスクを伴っております。危険はいつ、どこに潜んでいるかわかりません。
我々として安全衛生における活動を行って参りますが、最終的には従業員一人一人の安全衛生に関する意識の持ち様だと考えます。
我々の取組は、あくまで、リスクを最小限にするための環境を整える活動です。これらの活動を踏まえて、従業員一同がいつも安全衛生意識を持って、危険の芽をみんなで刈り取っていくことが一番重要であると考えております。
「災害ゼロ」を継続することは、非常に厳しい道のりかと思いますが、これからもトップを中心として従業員の安全と健康を守るべく、邁進して行きたいと思います。
(取材:宇都宮労政事務所 取材年月日:平成29年10月10日、令和4(2022)年10月一部更新)
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