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更新日:2020年12月16日
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~ふれあいと対話と優しさ~
代表者名 | 理事長 依田祐輔 |
企業所在地 | 宇都宮市桜2ー3ー34 |
連絡先 | 028ー622ー0476 |
これまでの受賞・認証歴 |
令和2年度 障害者雇用優良事業所 栃木県知事表彰 |
お話 | 理事長 依田祐輔 さん |
これまでに活用した支援施策・助成金 など |
特定求職者雇用開発助成金 |
企業概要 | 設立 昭和50年11月 従業員数 136名(うち障害者7名) (R2.11.25現在) 業務内容 病院(胃腸内科、アレルギー科、内視鏡内科、外科) ショートステイ・デイサービス・グループホーム・訪問介護・訪問看護等 |
A. 社団医療法人依田会は「さくらがおかクリニック」を母体とし、デイサービスセンター、グループホーム、サービス付き高齢者住宅等の計12の施設を運営しています。
現在、身体障害者4名、精神障害者3名が無期雇用の非常勤職員として活躍しています。主な業務内容は、各施設での高齢者の身体的介護(食事・排泄・入浴など)や生活面の介護(掃除、洗濯、買い物など)を行っています。
A. 障害者雇用は、医療法人としても重要な社会的責任であり、本法人内にも障害者の活躍の場があると考えています。その考えの元、特別支援学校の実習受け入れや、自治体が行うヘルパー資格講座の一環として受講者の実習受け入れを行い、具体的な採用が開始されていきました。
A. 適切な配置やサポートにより、働きやすい職場環境が創出され、雇用の継続維持ができています。今までに障害者雇用された方で、解雇になった事例はありません。例えば、本人の体調等、様々な理由により勤務が難しくなった場合でも、本人の希望があれば、いつでも勤務再開できるような体制を整えるようにしています。
A. それぞれの得意な分野を生かせるよう配慮し、本人の希望も考慮して職場に配置しています。配置後は、能力に合わせて、無理なく少しずつできる業務を増やしていくようにしています。
また、外側からわかりにくい障害の周知については、本人の希望を考慮して行っています。オープンにする場合は全体会議で障害への理解を含め、職員に事前に紹介し、クローズの場合は責任者数名で情報共有し、フォローに当たっています。
それぞれの業務の責任者が指導担当となり、何かあればいつでも相談しやすいような雰囲気を作っています。障害者の方も不安なく働き続けられるように、継続してサポートを行っています。また、障害者のサポートを行う職員に対しても、面談等を通してフォローを行っています。
A. 今働いている障害者の方達は、貴重な戦力となっています。引き続き、働きやすい職場環境づくりに努め、障害者雇用を継続、または拡大していきたいです。
また、当法人では高齢者専用住宅の整備・ひとり親家庭の支援等、様々な活動も行っています。今後も医療法人として、社会的責任を果たしていきたいと考えています。
障害者雇用の実施方法については、まだ一般的に周知されていないため、開始時は手探りの状態でした。働きやすい企業が増え、働きやすい世の中になるためには、障害者雇用に関する、行政側の働きかけも重要であると考えています。
(取材:宇都宮労政事務所 取材年月日 令和2(2020)年11月25日)
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