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更新日:2022年12月26日
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~より一層働きやすい職場を目指して~
代表者名 | 理事長 横山 好子 |
企業所在地 | 栃木市大宮町2023-3 |
連絡先 | 0282ー27ー8501 |
これまでの 受賞・認証歴 |
令和4(2022)年度 障害者雇用優良事業所表彰 栃木県知事表彰 |
これまでに活用した 支援施策・助成金など |
キャリアアップ助成金 |
お話 | 事務長 片岡 政和 さん |
企業概要 |
設立:平成16(2004)年11月 |
A.知的障害者の雇用にあたっては、特別支援学校との連携により、在学中の実習から個々の能力に合う適正な業務内容を見いだし、就業環境を整備しています。主に施設内清掃や介護補助(シーツ交換、食事の準備)業務を担当しています。
身体障害者及び精神障害者の雇用にあたっては、ハローワーク等の紹介による直接就業を希望する方を、面接の際に障害の程度や資格を十分に考慮しながら採用しており、高齢者の介護業務を担当しています。 現在、身体障害者4名(うち重度2名)、知的障害者3名(うち重度1名)、精神障害者1名が活躍しています。
各職員が障害について理解し、助け合うことで障害を持ちながらも能力を発揮することができる働きやすい職場環境を整備しています。
A.最初のきっかけは特別支援学校生の実習依頼を受け入れたことによるものでした。ご縁があり、当法人に「興味を持っていただいた」または「働きたい」という方の希望をできるだけ叶えられるよう、職員の理解を求めたり働きやすい環境作りを目指しています。
積極的な障害者雇用を行うことは社会福祉法人という法人格の観点からも重要な責務であると考えています。
A.障害者雇用に取り組むきっかけになった職員は、今年で9年目を迎え、介護の資格も取得しながら、自身がスキルアップをし、はじめは清掃業務が中心でしたが、洗濯業務、食事の準備、ベットメイキングなどを一人で安心して任せられ、皆からも頼られる存在となり、施設運営を行う上でも重要な戦力として活躍しています。
介護業務を専門的に行っている職員は、入職した段階で介護職としての勤務経験がある職員であったり、勤続期間中に障害者となった職員であるため、通院等の関係で勤務時間の配慮は行っているものの、健常者との業務上の区別は全くしておらず、介護のエキスパートとして活躍しています。
A.障害程度は個々人により異なるため、勤務時間に制限がある職員もいますが、障害がある・ないにかかわらず職員とコミュニケーションを取ることで、不安に思っていることや悩んでいることを聞きながら可能な範囲でフォローにあたっています。
障害者に対して特別な壁を作らずひとりの職員であることを念頭に置きながら対応することを一番に心がけています。
A.大きな課題はないと考えています。
勤務している障害者の職員は、障害者という観点でなくとも法人にとって大きな戦力となっています。
誰もが働きやすい職場環境の構築に今後も努め、「ここで働いてよかった」と思っていただけるような施設作りを継続していきたいと考えています。
A.障害者雇用については、企業の業種や形態により進めやすい企業となかなか進みにくい企業とがあるかと思います。
障害書雇用に限らず、職員にとって働きやすいやさしい職場作りは、職員の幸福度や満足度向上につながると考え、職員とのコミュニケーションを大切にしながら、より一層働きやすい職場を目指していきます。
(取材:小山原労政事務所 取材年月日 令和4(2022)年11月8日)
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