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更新日:2021年7月6日
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食中毒とは、原因となる
などが、付いた(増えた)食品を食べることで発生する健康被害です。
多くの場合、消化器症状(下痢、嘔吐、腹痛)や風邪様症状(頭痛、発熱)を起こしますが、ときには呼吸麻痺、脱水、腎臓障害などで死亡することもあります。特に、体力のない(抵抗力が弱い)乳幼児や高齢者において重症化する傾向があり、注意が必要です。
現在、食中毒の大部分は細菌とウイルスを原因とするものです。また、食べ物に味・臭い・色・食感等の変化はありません。
※1 食品に付着した細菌を、食品と一緒に食べることにより発症します。
※2 食品中で増えた細菌が毒素を作り、この毒素と食品を一緒に食べることにより発症します。
食中毒のほとんどが細菌やウイルスによるものです。細菌やウイルスによる食中毒を防ぐには、細菌やウイルスを「つけない」「ふやさない」「やっつける」の3原則が効果的でとても大切です。
※栃木県内では、毒キノコや有毒植物(ジャガイモの芽、バイケイソウ)などの食中毒も多くなっています。キノコの毒は加熱しても消えません。毒キノコの食中毒
手を洗いましょう (調理前、食事前、トイレの後)
手には見えない細菌やウイルスがいっぱいです。調理の前には、指輪などのアクセサリーを外して、指の間や指先、手首までしっかりと手を洗って清潔なタオルで拭きましょう。アルコールなどで消毒すればより安心です。
まな板や包丁などの調理器具を使い分けましょう
生の肉にはO157やカンピロバクター、生魚には腸炎ビブリオ、卵のカラにはサルモネラ・・・と、生の食材には食中毒菌がついていることがあります。これらの菌を加熱・殺菌しないで食べる食品に移さないように、食べるまでに加熱しない食品を扱う器具を使い分けましょう。
食材ごとに分けて保存しましょう
生肉や生魚のドリップや生卵のカラが食べるまでに加熱しない食品に触れないように、冷蔵庫の中などでは分けて保存しましょう。
食品の保管は適切な方法と温度で
ほとんどの菌は、人間が快適から少し暑いと感じるくらいの温度でたいへんなスピードで増殖します。生鮮食品は常温に放置せず、できるだけ早く冷蔵庫に保管しましょう。買い物帰りには店頭の氷などを利用して温度管理をするのも良い方法です。
中心部までしっかり加熱しましょう
食べ物の中心を85℃以上の温度で1分間以上加熱すれば、ほとんどの細菌やウイルスが死滅します。
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