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更新日:2011年12月19日

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ウェルシュ菌

ウエルシュ菌はこんな菌

 

細菌の所在

 動物のふん便など

細菌の性質

 空気(酸素)を嫌う

 酸素のない状態では増える

 熱に強い細菌(芽胞菌)である

 毒素を作る

主な原因食品例

 煮物、ローストビーフ、カレーなど大量調理したもの

主な症状

 下痢、腹痛など

潜伏期間

 平均12時間前後

発生事例と予防のポイント

発生事例-仕出し弁当-

学校行事に参加し弁当を食べた学生301名中258名が腹痛、下痢などの食中毒症状を呈した。弁当屋の冷蔵庫や残品煮物等、患者便からウェルシュ菌を検出した。

原因

原材料の食肉からの二次汚染の可能性が高く、汚染が広範囲に及んでいた。

さらに、前日から大量食品が調理され、また長時間室温に放置されたことが要因となったものと考えられた。

予防のポイント

  • 調理中も魚や肉、卵などを取り扱った後は必ず手を洗いましょう。
  • 調理が済んだ食品と調理前の食品はまな板や包丁などの器具を使い分けましょう。(肉野菜等は別々にまな板や包丁をそろえると一層安全です。)
  • 温度管理の必要な食品は、すぐ冷蔵庫や冷凍庫へ入れましょう。
  • 食品は室温に長く放置してはいけません。時間が経ち過ぎたら、思いきって捨てましょう。
  • 大量の食品(煮物など)を前日に調理したり、長時間保管することはさけましょう。
  • 大量調理した食品は、室温で放置せず冷却し、小分けして保存すしましょう。

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お問い合わせ

生活衛生課

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館5階

電話番号:028-623-3109

ファックス番号:028-623-3116

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