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更新日:2023年8月17日

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植物性自然毒

有毒植物による食中毒にご注意ください

  • 有毒植物を食用の植物と誤って食べて食中毒になる事例が確認されています。
  • 食用と確実に判断できない植物は、絶対に採らない食べない売らない人にあげないようにしましょう。

高齢者における有毒植物の誤食による食中毒にご注意ください

食中毒の原因になる植物

スイセン、イヌサフラン、バイケイソウ、クワズイモ、チョウセンアサガオなど

  • 猛毒のアルカロイド等を含有することから、大量摂取で呼吸停止などの重大な症状を引き起こすことがあります。

 

suisen

 

 

スイセン

inusahuran イヌサフラン
baikeisou

 

バイケイソウ

(写真:厚生労働省リーフレットより)

 

 

ジャガイモ

 

  • ジャガイモは、芽や緑色になった部分に天然毒素の一種のソラニンやチャコニンを多く含みます。
  • ソラニンやチャコニンを含んだジャガイモを食べると、早いときは食後1時間程度で吐き気や下痢、おう吐、腹痛、頭痛、めまい、呼吸困難などの症状が出ることがあります。
  • ジャガイモを食べたあとにこのような症状が出たときは、急いで医師の診察を受けましょう。

 

参考情報(農林水産省)

ソラニンやチャコニンによる食中毒を防ぐには(外部サイトへリンク)

リーフレット「ジャガイモによる食中毒を予防するためにできること」(外部サイトへリンク)

 

青梅、アンズなどの種子

  • 大量に摂取すると体内呼吸を止め死に至ることもある青酸(シアン)配糖体を含みます。

 

植物毒による食中毒を防ぐポイント

山草など

  • 栃木県内でも、ヨウシュヤマゴボウ、バイケイソウ、チョウセンアサガオなどを誤って食べ食中毒になった事例があります。
  • 山草などは、素人判断をせず、名前の判らないもの、自信が持てないものは採らないようにしましょう。
  • 全国では、有毒植物を山菜などと間違って食べて、死亡する事案が発生しています。

食用と確実に判断できない植物は、絶対に採らない食べない売らない人にあげないことが食中毒の予防になります。

ジャガイモ

  • 芽が出ていたり緑色の部分があるジャガイモは買わないようにしましょう。
  • 暗くて涼しい場所に保管しましょう。(冷蔵庫で保存する必要はありません)
  • 芽や緑色の部分は、皮を厚めにむき、芽や緑色の部分のまわりの部分も含めて取り除きましょう。
  • 家庭菜園などでのジャガイモを栽培するときは・・・
    ・ジャガイモが地面から外に出ないよう、きちんと土寄せをしましょう。
    ・十分に熟して大きくなったジャガイモを収穫しましょう。
    ・未成熟の小さいジャガイモは、内部までソラニンやチャコニンを含んでいることがあるので食べないようにしましょう。
    ・収穫するときは、ジャガイモに傷を付けないようにしましょう。
    ・収穫したジャガイモは、暗くて涼しい場所に保管しましょう。

参考情報(農林水産省)

ソラニンやチャコニンによる食中毒を防ぐには(外部サイトへリンク)

リーフレット「ジャガイモによる食中毒を予防するためにできること」(外部サイトへリンク)

 

参考情報(厚生労働省)

有毒植物による食中毒に注意しましょう(外部サイトへリンク)

観賞用植物の誤食に注意!(外部サイトへリンク)

有毒植物に要注意(外部サイトへリンク)

高齢者の誤食・中毒・死亡が多発!その植物、有毒かも?(外部サイトへリンク)

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