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更新日:2023年6月21日

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ヘルパンギーナ

発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎です。

主にコクサッキーウイルスA群によって引き起こされます。
夏かぜの代表的疾患であり、乳幼児を中心に夏季に流行します。

症状や感染経路など

潜伏期間は2~4日間です。

突然の発熱(38~40℃・1~3日続く)に続いて、のどの痛みや発赤が現れます。口の中に小さな水ぶくれができ、やがてただれて痛みを伴います。

発熱時に熱性けいれんを起こしたり、口の中の痛みが強いため水分を摂れず脱水になることがあります。
ほとんどの場合予後は良好ですが、まれに髄膜炎や心筋炎などを合併することもあります。

感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染すること)です。

治療は、症状に応じた対症療法が中心となります。
脱水を防ぐため、水分補給を心がけることが大切です。
学校保健安全法での出席停止の規定はありませんが、登校や登園については主治医と相談の上、無理のないようにしましょう。

 

予防対策など

  • 手洗い、うがい
    帰宅後や食事の前、トイレの後には、流水と石けんによる手洗いを励行しましょう。
    ※アルコール消毒は効きにくいため、流水と石けんによる手洗いが重要です
  • 排泄物の適切な処理
    症状が消失した後も、2 ~4週間にわたって便の中にウイルスが排泄されますので、トイレ使用時やおむつ交換の際には注意が必要です。排泄物は適切に処理し、その後しっかり手洗いをしてください。
  • 感染者との接触回避
    タオル・ハンカチの貸し借りなどは避けましょう。
     

出典・参考資料など

 

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参考:各保健所・健康福祉センター担当区域
宇都宮市保健所(宇都宮地区)    :宇都宮市
県西健康福祉センター(県西地区):鹿沼市、日光市
県東健康福祉センター(県東地区):真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町
県南健康福祉センター(県南地区):小山市、上三川町、下野市、野木町、栃木市、壬生町
県北健康福祉センター(県北地区):大田原市、那須町、那須塩原市、矢板市、塩谷町、さくら市、高根沢町、那須烏山市、那珂川町
安足健康福祉センター(安足地区):足利市、佐野市


お問い合わせ

保健環境センター 企画情報部

〒329-1196 宇都宮市下岡本町2145-13

電話番号:028-673-9070

ファックス番号:028-673-9071

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