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更新日:2024年7月3日

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デング熱

蚊によって媒介されるデングウイルスの感染症で、主な症状は、突然の発熱、頭痛、筋肉痛や皮膚の発疹などです。感染しても発病しないことが多く、感染したことに気づかないうちに感染を広げてしまう可能性があります。

海外の流行地で感染し国内で発症する事例が増えているため注意が必要です。

感染経路など

熱帯、亜熱帯に生息するネッタイシマカや、日本の本州以南に分布するヒトスジシマカによってウイルスが媒介されます。デングウイルスに感染した人を蚊が吸血後、別の人を吸血することで感染します。

人から人に直接感染することはありません。

感染しても発病しない不顕性感染の事例が50~80%あると言われています。

デングウイルスには、4つの血清型(1~4型)があります。同じ型のウイルスに再び感染しても免疫によって軽症ですみますが、異なる型に感染すると免疫が過剰に働き重症化することがあります。

症状など

感染してから3~7日後に、38℃以上の発熱、頭痛、筋肉痛や皮膚の発疹などの症状が出ますが、1週間ほどで回復します。特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。

まれに、重症化して出血症状やショック症状を呈するデング出血熱を起こすことがあり、早期に適切な治療を行う必要があります。

予防対策など

有効なワクチンはありません。

「蚊に刺されない」、「蚊の発生を減らす」ことが重要です。

具体的には、次のようなことが挙げられます。

 ・長袖、長ズボンを着用するなど屋外の作業では肌の露出を避けましょう。

 ・虫よけ剤等を使用し、蚊を寄せ付けないようにしましょう。

 ・室内の蚊の駆除を心がけましょう。

 ・蚊の幼虫の発生源となる水たまり(古タイヤの溝・空き缶やペットボトル・植木鉢の受け皿)を作らないように注意しましょう。

出典・参考資料など

 

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参考:各保健所・健康福祉センター担当区域
宇都宮市保健所(宇都宮地区)    :宇都宮市
県西健康福祉センター(県西地区):鹿沼市、日光市
県東健康福祉センター(県東地区):真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町
県南健康福祉センター(県南地区):小山市、上三川町、下野市、野木町、栃木市、壬生町
県北健康福祉センター(県北地区):大田原市、那須町、那須塩原市、矢板市、塩谷町、さくら市、高根沢町、那須烏山市、那珂川町
安足健康福祉センター(安足地区):足利市、佐野市


お問い合わせ

保健環境センター 企画情報部

〒329-1196 宇都宮市下岡本町2145-13

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