ゴールデンウィークの過ごし方・5類感染症への位置づけ変更にあたっての知事メッセージ（4月28日)

本県の新規感染者数は低い水準が継続し、病床使用率、重症病床使用率については10％以下で推移していることから、警戒度レベルは1を維持します。

その上で、ゴールデンウィーク期間中の過ごし方についてのお願いです。自らを感染症から防ぎ、身近な人を守り、特に高齢者に感染が及ばないよう配慮するという観点で、引き続き、換気、三つの密の回避、手指衛生などの基本的な感染対策の実施のほか、その場に応じたマスクの着用や咳エチケットの実施をお願いします。体調不安や症状がある場合には、旅行を含め外出を控えていただき、自宅での療養等をお願いします。

また、5類感染症への位置づけ変更に伴い、相談窓口や基本的な感染対策の考え方、療養の考え方等が変更となります。特に、5月8日以降の基本的感染対策については、マスク着用の取扱いと同様、個人や事業者の判断に委ねることが基本となり、自主的な感染対策に取り組んでいただくことになります。

そのほか詳細については「5類感染症への位置づけ変更に向けた栃木県の基本方針」をご確認ください。

県内で初めて新型コロナ患者が確認されてから3年が経過し5月8日からは5類感染症へ位置づけ変更されることとなり、大きな転換点を迎えることとなりました。

改めまして、医療従事者の皆様の御尽力はもとより、県民、市町、事業者等の皆様の御理解と御協力に感謝を申し上げます。

位置づけ変更後も、新型コロナウイルスの存在自体がなくなるわけではありません。自らを感染症から防ぎ、身近な人を守ることは重要でありますので、今後とも基本的な感染対策を一人ひとりが継続いただくようお願いします。

県といたしましても、今後とも、国・市町・関係団体等と一体となって、県民の命と健康を守ることを念頭に、日常を取り戻すべく、各種対策にしっかりと取り組んで参ります。

 

栃木県新型コロナウイルス感染症対策本部長

栃木県知事 福田富一

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