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ホーム > 子育て・福祉・医療 > 健康・保健衛生 > 感染症 > 新型コロナウイルス感染症に関する情報 > 師走(12月)の感染拡大防止に向けた知事メッセージ(11月27日)
更新日:2020年11月30日
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現在、県の警戒度レベルは、先日決定したとおり「感染厳重注意」であり、より強い注意が必要な状況です。こうした状況下において、昨日、有識者会議を開催しました。会議では、11月に入り、潮目が変わってきたこと、また、最近の患者の増加に伴い、医療現場における負担が大きくなってきていること、さらに患者が増えてくると、新型コロナ以外の医療提供に影響が出てくることに対する懸念が示され、私としても、現状について、改めて重く受け止めたところです。
現在、県の警戒度レベルは、上から2番目の「感染厳重注意」レベルですが、あらかじめ行動基準で示したような、夜間・酒類を提供する飲食店への外出自粛や飲食店における人数制限などの要請は行っていません。
しかしながら、このまま感染拡大が止まらない場合は、県民の命を守るため、外出自粛や休業の要請をしなければならない場面がきてしまいます。
私は、県民の暮らしを守るため、このことは何としても避けたいと考えており、今後の感染拡大を防ぐため、県民の皆様に新たなお願いがあります。
来週からいよいよ師走(12月)に入ります。12月は、忘年会、クリスマスや年末の休暇など、移動や人と会う機会が増える時期です。現在、感染者の増加に伴い、医療現場の負担は非常に大きくなってきており、県民の命を守るためにも、師走において、特に、ここ3週間において、新型コロナウイルス感染症が拡大することのないよう、県として、県民・事業者の皆様に次の御協力をお願いします。
まずは、警戒度レベル「感染厳重注意」における要請内容である、マスクの着用や換気をはじめ、3密の回避など基本的な感染防止対策の徹底を引き続き強くお願いします。また、高齢者や基礎疾患のある方は、特に注意し、体調が悪いときは、早めに受診してください。
次に、クラスター発生防止の観点から、家族以外の大人数での会食や飲み会はできるだけ控えてください。
会食や飲み会の際には、感染リスクが高まる「5つの場面」を参考に、感染リスクを下げる工夫をしていただくようお願いします。
なお、県では職員に対し、会食等による職員間のクラスター発生を防ぐため、基本的な感染防止対策はもとより、「5つの場面」に基づき、これまで以上に徹底した対策をとるよう、本日、改めて指示をしたところです。県民・事業者の皆様におかれましても、御理解・御協力をお願いいたします。
次に、年末から年始にかけて、人の移動が集中し「密」になりがちなため、帰省や旅行を分散していただくよう御協力をお願いします。このため、各企業におかれても、従業員の休暇取得の推進に御協力をお願いします。
また、体調の悪い方は、帰省や旅行を控えてください。帰省先や旅行先で体調が変化した場合も、会食や外出・観光を控えるようお願いします。
栃木県新型コロナウイルス感染症対策本部長
栃木県知事 福田富一
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