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ホーム > 健康・保健衛生 > 感染症 > 新型コロナウイルス感染症に関する情報 > お盆を含む夏休みの過ごし方についての知事メッセージ(8月12日)
更新日:2021年8月12日
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本県の新規感染者数は高止まりしており、全療養者数が1,400名を超えて過去最大となり、そのうち自宅療養者や入院調整中の方が1,000名を超えるなど、危機的な状況にあります。
未だ感染の収束の兆しが見えない中、今後の対応等について協議するため、第60回栃木県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。
重症病床使用率以外の警戒度レベルの指標はステージ4となり、病床使用率は50%を超え、入院率も20%を下回る状態が継続しており、医療提供体制がひっ迫した状態が続いています。また、デルタ株へほぼ置き換わったと判断できること、感染拡大は引き続き県全域で続いていることなどを総合的に勘案し、引き続き、警戒度レベルは県版ステージ4とし、県版緊急事態宣言を継続し、期間は8月13日から8月31日までとします。
茂木町が人口10万人あたりの直近1週間の新規感染者数がステージ3以上となったことなどを受け、8月16日から茂木町を重点措置区域に追加します。
なお、重点措置区域における要請内容等に変更はありません。
まん延防止等重点措置区域となる事業者の皆様への支援として、営業時間短縮要請に伴う飲食店等及び大規模施設等に協力金を支給します。詳細については、県ホームページ等で御確認ください。
第5波の感染急拡大を受け、本県の現状等について県民・事業者の皆様にお伝えしたいことが3点あります。
1つ目は、コロナ陽性者のうち、入院している方は5人に1人以下となっており、コロナ陽性者の入院が困難になりつつあります。
2つ目は、入院者の9割、重症患者の8割が65歳未満の方々となっており、「若ければ新型コロナにかかっても大丈夫」ではありません。
3つ目として、新型コロナワクチン接種後にコロナ陽性となる方も確認されています。ワクチンを接種したから感染防止対策をしなくても大丈夫ということはありません。
以上を踏まえ、お盆を含む夏休みには、帰省する機会もあるとは思いますが、親族や同窓会で集まり、長時間又は酒類を伴う飲食をすることは控えるとともに、基本的な感染防止対策の徹底等に改めて御協力をお願いします。
最後に、お盆を迎えるにあたり、現在の危機的な状況を県民・事業者の皆様と共有させていただき、コロナ医療と一般医療の提供体制を維持し、ご自身、ご家族の命と健康、暮らしを守るため、我慢の夏を過ごしていただきますよう、御協力よろしくお願いいたします。
栃木県新型コロナウイルス感染症対策本部長
栃木県知事 福田富一
お問い合わせ
感染症対策課 新興感染症体制整備担当
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