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更新日:2025年3月12日

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地震の揺れに伴う火災を防ぐためには?

地震の揺れに伴う火災の発生原因は?

 近年の大規模な地震発生時においては、電気に起因する火災(=電気火災)が発生しています。

 東日本大震災の本心の揺れによる火災は、原因が特定されたもののうち過半数が電気に起因したものでした。

電気火災とは

 「地震の揺れによって可燃物と電気機器が接触して発生する火災」と「通電火災」に分けられます。 

 ◆地震の揺れによって可燃物と電気機器が接触して発生する火災

 可燃物と電気器具の接触

 ◆通電火災

  地震の揺れなどの影響で停電した後に電気が復旧することで発生する火災

 火災の多くは、近くにいる人が早めに気付いて初期消火を適切に行えば、被害が拡大する前に消火することができますが、通電火災の場合、地域住民が避難した後に時間差で発生することが多く、初期消火が遅れやすい傾向にあります。

通電火災

 例)・地震の揺れや建物の倒壊で破損した電気機器に通電し、漏電やショートが生じて出火
    ・熱電機器の上に可燃物が倒れたり、覆いかぶさった状態で通電し、電気機器が作動して出火
    ・倒れた照明器具に通電して発熱し、近くの可燃物が出火
      ・ガス漏れが発生している室内で通電して出火
 
 地震の揺れにより物が散乱した中で出火すると、火が燃え移りやすく短時間で大きな火災となってしまうことから、日頃からの対策が重要です。

火災が起きたら・・・

 ●大きな声で助けを求め、消火器等で初期消火

  ★消火のポイント 

   電気器具の消火

    ➀まずは電気を遮断する

     → 電気が通ったまま消火をするのは危険です!!

     ・ ブレーカーを切る

     ・ 電源プラグをコンセントから引き抜く

    ②消火器がある場合は使用、ない場合は水をかける

    (総務省消防庁HP「初期消火」(外部サイトへリンク)

 ●天井まで火が広がってしまったら、消火をあきらめて安全を確保し逃げる

   人命が最優先です。危険な状況であれば消火よりも避難を優先しましょう。

地震に伴う火災を防ぐために普段からできる対策は?

電気器具(ストーブ等)の周辺を整理する

 暖房機器の周辺にある可燃物が転倒・散乱し、火災が発生するリスクが高まる可能性があります。

 暖房機器の周辺は常に整理整頓を心掛け、可燃物を近くに置かないようにしましょう。

感震ブレーカーを設置する

 電気火災を防ぐために、地震発生後は電気のブレーカーを落としてから避難することが望ましいですが、身の安全を確保することが最優先であるため、ブレーカーを落とせないまま避難する可能性もあります。

 感震ブレーカーの設置が効果的です。

  •  感震ブレーカーとは、地震発生時に設定値以上の揺れを感知して自動的にブレーカーを落とし、電気の供給を止める器具
  •  各家庭が設置することにより、地震に伴う出火を防止し、他の住宅への延焼を防ぎ、被害を大きく減らすことができる

 ●感震ブレーカーの種類
   製品ごとの特徴や注意点を知り、適切に選びましょう!
   簡易タイプのように、電気工事不要で比較的安価で設置できる感震ブレーカーもあります。

  感震ブレーカーの種類

家具の固定を行う

 家具の転倒による電気器具の損傷を防ぐことも火災の予防につながります。

 家具の固定についてはこちら

お問い合わせ

危機管理課

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館8階

電話番号:028-623-2695

ファックス番号:028-623-2146

Email:kikikanri@pref.tochigi.lg.jp