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更新日:2018年10月12日

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風水害に備えて「マイ・タイムライン」を作りましょう!

災害に際しては、「いつ、どのような行動を取ればいいのか」、「自分の身の回りにはどんな危険があるのか」を知っておくことが重要です。

平常時に「マイ・タイムライン」を作成しておくことで、いざというとき落ち着いた行動を取ることができます。

「マイ・タイムライン」とは?

突然起こる地震と違い、台風の発生や予想進路は自分が住んでいる地域に接近する数日前から天気予報などで知ることができます。

台風が発生してから洪水が発生するまでの間に、自分や家族が「いつ、何をするか」をまとめた計画表が「マイ・タイムライン」です。

平常時に「マイ・タイムライン」を作成しておくことで、いざというときに慌てず、安全に避難することができます。

「マイ・タイムライン」作成の準備

ハザードマップを確認する

自治体が作っているハザードマップを確認し、自分の家や職場、学校がどれくらい危険なのか確認しましょう。

また、避難場所へ行くまでの道のりにも危険な場所がないか確認しておきましょう。

ハザードマップポータルサイト(外部サイトへリンク)

最寄りの避難所を確認する

家だけでなく、職場や学校の最寄りの避難所も確認しておきましょう。

避難所によっては、洪水の際は使用不可となっているところもありますので、注意が必要です。

「マイ・ハザードマップ」を作る

家や職場から避難所までの危険箇所や所要時間を書き込んだ「マイ・ハザードマップ」を作成しておくと更に安全に避難することができます。

  •  「マイ・ハザードマップ」の作り方
  1. 自治体で作成しているハザードマップに自宅や職場、最寄りの避難所等を書き込む。
  2. 自宅等から避難所までの経路を書き込む。
  3. 実際に避難所まで歩き、避難する際危険となる箇所(川や山の近く、側溝など)があれば書き込む。また、所要時間を書き込む。

情報の入手先を確認する

大雨の情報や、川の氾濫情報などをどこから入手するか確認しておきましょう。

テレビ、ラジオのほか公的機関のホームページなども有効です。

SNSは便利ですが、デマが流れることもありますので十分注意しましょう。

市町が発令する情報の意味を知っておく

災害による危険が迫っている場合、市町は3段階の避難情報を発令します。

その正しい意味を普段から知っておくことで、発令されたときに慌てず行動することができます。

  • 高齢者等避難   …   高齢者や障害者など、避難に時間がかかる人は避難を開始する。それ以外の人はいつでも避難できるよう準備をする。
  • 避難指示   …   対象地域のすべての人は避難を開始する。
  • 緊急安全確保   …   災害による被害が発生していてもおかしくない状況。避難が完了していない場合は、少しでも安全な場所に緊急避難する。

ただし、これらの情報が発令されていなくても、危険を感じた場合はすぐに避難してください。

非常持出袋を用意する

避難するときに必要なものを、リュック等にまとめて持ち出しやすいところに置いておきましょう。

用意するものの例

食料、飲み物、懐中電灯、ラジオ、いざというとき助けを呼ぶための笛、タオル、ビニール袋、着替え、現金
など

各家庭によって必要なものは異なりますので、用意するものは家族で相談して決めましょう。例えば、赤ちゃんがいる家庭はおむつやミルク、女性なら生理用品等が必要です。

「マイ・タイムライン」を作成する

最悪の事態を想定し、台風発生から洪水発生までの間に、「いつ、何をするか」を考えていきます。

台風発生~洪水発生の半日前まで

雨風が強くなる前に行うべきことを済ませておく時期です。

具体例

  • 天気予報を注意して見る
  • 家族の今後の予定を確認
  • 買い物を済ませておく
  • 病院に多めに薬をもらいにいく
  • 携帯電話を充電しておく

洪水発生の半日前~3時間前

雨や川の水位などに留意し、避難行動を検討・開始する時期です。

具体例

  • インターネット等で、川の水位や川の上流の雨量を調べる(実際に川を見に行くことは絶対にしない)
  • 改めてハザードマップで避難所と経路を確認
  • 高齢者など、避難に時間がかかる人が家族にいる場合には避難を開始する

 洪水発生3時間前~洪水発生

身の安全を確保する時期です。

具体例

  • 避難所に避難を完了する
  • 家の中の安全な場所に緊急避難する

参考

「マイ・タイムライン」使用時の心得

大雨や洪水は自然現象であり、タイムラインで想定したとおりに進行するとは限りません。

マイ・タイムラインを作っただけで安心せず、以下の心得を忘れずに行動しましょう。

  • マイ・タイムラインはあくまで行動の目安とする
  • 気象注警報、避難情報をこまめに収集する
  • 臨機応変に行動する
  • 定期的にマイ・タイムラインを見直す

参考 

お問い合わせ

危機管理課

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館8階

電話番号:028-623-2695

ファックス番号:028-623-2146

Email:kikikanri@pref.tochigi.lg.jp

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