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更新日:2024年3月28日

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令和6(2024)年3月26日(第16回知事定例記者会見)

この資料は、県政記者クラブとの会見内容を広報課でまとめたものです。

日時:令和6(2024)年3月26日(火曜日)午後1時30分から
場所:県庁記者会見室

(庁議結果)
1.保健福祉部所管 各計画の策定について
2.とちまる救急安心電話相談事業の開始について

(報告事項)
1.あじさい新品種(3品種)の開発について

(話題事項)
1.栃木県誕生150年記念事業の総括について

(その他)
1.令和5(2023)年度部局運営方針の実績報告について

(質疑事項)
1.次期知事選挙への出馬について(その1)
2.あじさい新品種(3品種)の開発について
3.次期知事選挙への出馬について(その2)
4.紅麹を含む食品の自主回収について
5.栃木県誕生150年記念事業の総括について
6.次期知事選挙への出馬について(その3)

モニター用データ(PDF:973KB)

(庁議結果)

1.保健福祉部所管 各計画の策定について

 保健福祉部所管の各計画の策定についてでございます。
 今年度、保健福祉部が所管する17本の計画について、策定や中間見直しを行いました。
 このうち、「栃木県保健医療計画(8期計画)」、「栃木県感染症予防計画」では、新型コロナ対応における課題等を踏まえ、新興感染症の発生時における医療提供体制の確保等を進めることといたします。
 また、「栃木県ケアラー支援推進計画」につきましては、令和5年4月に施行となった「栃木県ケアラー支援条例」の趣旨を踏まえ、本県のケアラー支援に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るために、今回初めて策定いたしました。
 これらの計画に基づきまして、県民誰もが住み慣れた地域において、健康で安心して暮すことができるよう、関連施策相互の調和や連携を図りながら、質の高い保健・医療・福祉を提供する体制を整備してまいります。

2.とちまる救急安心電話相談事業の開始について

 とちまる救急安心電話相談事業の開始についてでございます。
 本県の救急電話相談につきましては、本年4月1日から、消防庁が全国普及を進めている「救急安心センター事業(#7119)」を導入し、「とちまる救急安心電話相談」として生まれ変わります。なお、子どもの救急電話相談につきましては、引き続き、♯8000で受け付けます。
 相談対応時間を延長しまして、モニターにありますとおり実質24時間化を図るほか、必要に応じて医師によるオンコール体制などを整備します。
 救急出動件数等が増加している中、休日・夜間等における、急なけがや病気に関する相談体制を強化し、これまで以上に救急医療の適正受診を促進してまいります。

(報告事項)

1.あじさい新品種(3品種)の開発について

 アジサイの新品種(3品種)の開発についてでございます。
 農業試験場におきまして、花に赤い縁取りを持つ八重咲きのアジサイの新品種3品種
 (「キャンディポップ」、「スターポップ」、「ジュエリーポップ」)を開発いたしました。
 幾重にも重なったピンク色の軽やかな花が、はじけるように次々と咲く様子から、ポップシリーズといたしました。
 販売に向けての栽培は既にスタートしており、花卉専門店などで4月下旬ごろから販売を開始する予定でありますので、ぜひお買い求めいただきたいと思いますし、プレゼントなどにも活用してほしいと思います

(話題事項)

1.栃木県誕生150年記念事業の総括について

 栃木県誕生150年記念事業の総括についてであります。
 150年という大きな節目に当たりまして、昨年令和5年1月から今年の3月まで、「みんなで創る、未来のとちぎ」をキャッチフレーズに、約90の機関・団体から構成される「県民の日実行委員会」を中心として、郷土愛の醸成や本県の魅力発信、次代を担う若者の活躍促進に向けた取り組みをオール栃木で展開してまいりました。
 県庁と県総合文化センターで開催しました県民の日記念イベントの開催をはじめ、食や自然、文化、スポーツなどの多彩なイベントを通じまして、多くの県民の皆様と共に栃木県誕生150年を祝うことができました。
 また、若者が理想とする栃木の将来像を発表した「若者未来デザインフォーラム」では、今後の施策の参考となるような若者らしい画期的な提案を多くいただきました。
 また、市町や多くの企業・団体等において、記念ロゴマークをさまざまな場面で活用してくださったほか、協賛事業や記念商品の販売の実施により県誕生150年を大いに盛り上げてもらいました。
 この場をお借りして、協力をいただきました多くの方々に感謝を申し上げます。また、引き続き、未来に誇れる「新しいとちぎ」づくりに全力で取り組んでまいりますので、御協力をお願い申し上げます。

(その他)

1.令和5(2023)年度部局運営方針の実績報告について

 令和5年度の部局運営方針の実績報告についてでございます。
 本日、各部局長から、その実績報告の提出を受けました。
 これは昨年4月庁議で、部局ごとに執行目標を明確化するために表明した運営方針に対する実績の報告でございます。
 各部局におきましては、若者・女性に選ばれる“魅力あるとちぎ”づくりに向けた取り組み、あるいは、デジタルトランスフォーメーションやカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みなどを進め、「とちぎ未来創造プラン」と「とちぎ創生15戦略(第2期)」に掲げる各種施策を着実に推進したものと考えております。
 この実績報告書につきましては、この会見後、会場内におきまして配布いたしますので、希望がある場合には申し出てほしいと思います。

(質疑事項)

1.次期知事選挙への出馬について(その1)

記者:次期知事選について伺います。
 福田知事の5期目の任期も残り8カ月余りとなりました。先週には、今の任期中としては最後の編成となった新年度当初予算も県議会で成立しました。改めて、次期知事選への態度について、現時点でどのようにお考えなのか伺います。よろしくお願いします。

知事:これまで申し上げてまいりましたとおり、秋の知事選挙のスケジュールを考えながら、なるべく早めに、令和6年度の予算終了後、速やかに私の意思を表明したいということで申し上げてまいりました。
 それは、私が会見のセットをお願いして、会見場で申し上げるということを申し上げてきておりますので、この場でお尋ねにお答えするという状況にはなっておりませんので、もうしばらく時間をもらいたいと思います。

記者:ありがとうございます。

2.あじさい新品種(3品種)の開発について

記者:先ほど発表いただいた新品種のアジサイについて伺いたいのですが、これまでいただいている資料では、令和元年に新しいアジサイを2品種発表されていて、今回はそれ以来になるのかなと思っているのですが、全国的に栃木県のアジサイはどれぐらい人気があって、今回、新しい品種を3品種発表された上では、県の特産としていきたいのか、どういった狙いを持って開発されているのか、どんなふうに販売を促進していくのかというところを、県は今どのように考えておられるのかお伺いします。

知事:まず、きょうは3品種の開発に成功しましたというニュースを申し上げました。
 これまでに4品種を市場流通させていまして、「きらきら星」、「パラソルロマン」、「エンジェルリング」、「プリンセスリング」ということで、平成27年、30年、令和元年、今回が3品種ということで、合わせて7品種を消費者の皆さんのところにお届けできるようになりました。
 これは、まず1つに、農業試験場の技術者の腕が非常に高い。ついては、相次いで新品種を投入できるようになってきた。
 さらには、アジサイについては春から初夏にかけて人気の高い品種で、贈答用などにも使ってもらえる可能性が高い。そういう点では市場においても人気が高い商品だと思いますので、栃木県産のアジサイを全国に展開していくことができれば、ブランド力の向上にもつながっていくものと考えております。市場の中で栃木県のアジサイがどの程度のシェアを占めているのかとか、評価をもらっているかというのは、後で所管課に確認してもらいたいと思います。
 いずれにしても、今回も素晴らしいものが開発されたと思います。

3.次期知事選挙への出馬について(その2)

記者:冒頭、質問が出た知事選の態度表明について確認させてください。
 知事は先ほど、会見場で申し上げると言ってきている、この場でお答えする状況ではないと話されたと思います。その点の確認なのですが、 4月以降、知事としての定例会見、あるいは県議会の本会議での発言機会があると思います。そうした場ではなくて、改めて政治家としての会見の場をセットして、そうした場で態度表明をされるという理解でよろしいでしょうか。

知事:これまで全て、選挙に関しての会見は、私の方から会見の日時をお願いして、出向いて私の思いを述べるというスタイルでやってきましたので、定例会見の場で質問に答えるとか、議会の質問に答えるとか、そういうことは想定しておりません。

記者:もう1点知事選に関してお伺いしたいのですが、これまで知事は、本予算が成立した後に態度表明されるという考えを示されてきました。次の選挙に出るかどうか、いろいろな勘案する点が知事としてあると思うのですが、今後進退を考えるに当たって、今一番どういうことを判断基準に考えていきたいとお考えでしょうか。

知事:それも含めて、会見の際には申し上げたいと思います。

記者:はい、分かりました。

4.紅麹を含む食品の自主回収について

記者:先週末ごろからニュースになっているのですが、小林製薬の紅麹の問題で、いろいろ回収などが起きていると思います。県内での現状をもし把握されていたら、影響とか、事業者向けの商品も影響を受けていると思うのですが、その辺の把握している範囲での影響を伺えますでしょうか。

知事:紅麹を含む食品の自主回収問題についてですが、県内で、紅麹を含む食品の自主回収を実施している企業情報は、既に報道にありますとおり1件でございます。この自主回収対象となった食品につきましては、体調不良等を呈したという情報は現時点では寄せられておりません。
 県といたしましては、今回の紅麹に関する報道を受けまして、県ホームページ等を活用しながら、自主回収状況の周知を図ってまいります。
 県民の皆様方には、体調不良となった場合など早めに医療機関を受診するとともに、最寄りの保健所、健康福祉センターに相談いただければありがたいと思います。

記者:確認ですが、紅麹に関して、現状、県民で体調不良になったというような情報はないということでよろしいですか、関連する商品も含めて。

知事:はい。県内の事業所では1カ所自主回収、それから報道にある小林製薬の消費者の健康被害も県庁では現在のところは把握していないということです。

記者:ありがとうございます。

5.栃木県誕生150年記念事業の総括について

記者:県誕生150年の総括についてお伺いします。
 先ほど知事から、「若者未来デザインフォーラム」の中で画期的な提案をいただいたというお話がありましたが、いただいた提案を具体的に県政に生かすというようなお考えがあるのかということと、今回のように、若者から提案を受けるということを今後も継続するお考えがあるのかについてお伺いします。

知事:短期的に取り組むべきものと、中長期的に取り組んでみても面白いなという提案は、多数あったと思います。
 祭りを活用した地域の活性化みたいな話はすぐにでも取り組める課題だと思いますし、今やっている県の施策と提案者の思いが合っているかどうかということも含めて検討しながら、施策・事業に取り入れてまいりたいと考えています。
 今後についてですが、会場で発言があったとおり、若者だけではなくて、年長者も含めてこういうフォーラムを設けるべきだという意見が出ましたので、若者が中心的な役割を果たすかもしれませんが、年代を幅広くとった上で、今後フォーラムを実施していくことを検討していきたいと思います。幅広い年代で議論してもらうことを考えてまいりたいと思います。

記者:ありがとうございます。

6.次期知事選挙への出馬について(その3)

記者:知事選についてなんですが、遅くともいつまでには進退を判断したいというようなスケジュール感はありますでしょうか。

知事:なるべく早くです。

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