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更新日:2018年9月1日
※第21弾『野木町編』は、近日公開予定です。
岩壁に石仏が線刻され、昔から観音様と呼ばれていますが、実体は智拳印を結ぶ大日如来の尊像であります。伝承としては、弘法大師(空海)一夜の作で「大日如来の尊像が衆生を済度するため、ある日忽然と岩面に示現し給う」と伝えられていますが、船生地区に残る古文書によると、大同2年(807)に弘法大師がこの地を訪れ、「讃州(香川県)多度郡の主であった藤原富正の子富治の願いにより御山表に御尊像を給わった」と記されています。尊容の美しさ、時代の古さ、優れた技法は製作当時の文化を知る上で重要な文化遺産であります。
この佐貫石仏の前庭では、平成28年度より発掘調査を行っており、平成30年度においても9月より実施予定です。発掘調査終了後は、出土したものや、調査における結果など、現地説明会を開催する予定ですので、ぜひお越し下さい。
今年も塩谷町秋の恒例行事、塩谷町生涯学習フェスティバルを開催します。生涯学習フェスティバルでは、町内にて活動する団体や個人の作品展示・団体催事や、町文化協会によるステージ発表を行います。
展示部門では、絵画、書道、写真、手芸等を展示する予定です。ステージ部門では、三曲、歌謡、舞踊等の発表を行います。
文化の秋にぜひ塩谷町へお越し下さい。
【期間】平成30年11月3日から11月4日
※町文化協会によるステージ発表は11月4日開催
【時間】9:30から16:00
※11月4日は15:00まで
【会場】塩谷町立塩谷中学校
塩谷町生涯学習課
0287-48-7503
お問い合わせ
文化振興課
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 本館7階
電話番号:028-623-2152
ファックス番号:028-623-3426