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更新日:2018年7月2日
オリンピックは、「スポーツの祭典」であると同時に「文化の祭典」でもあります。次の開催国である我が国でも、組織委員会による文化オリンピアードの認証制度の創設をはじめ、文化プログラム実施に向けた全国的な機運醸成を図るための取組が始まっています。
このプログラムは、栃木県重点戦略「とちぎ元気発信プラン」の「とちぎの文化創造プロジェクト」に基づき、東京2020大会の開催に向けて県を挙げて取り組む、本県文化の振興方針となるものです。
また、「東京オリンピック・パラリンピック等に向けたとちぎビジョン」を踏まえ、東京2020大会の成功に積極的に貢献するとともに、「栃木県文化振興基本計画」の更なる推進を図るため、各種文化振興施策について具体的に示したものです。
多くの外国人の来日が見込まれる東京2020大会を絶好の機会と捉え、多くの県民に文化活動を通してオリンピック・パラリンピックへの参加を促すとともに、とちぎの魅力ある文化を国内外に発信しつつ、文化の底上げを図り、地域の活性化に繋げることが必要であると考えています。
そのため、以下の2つを目的にプログラムを推進していきます。
展開期間は、平成29年度から大会開催の平成32年度までとしますが、平成34年に本県で開催する国民体育大会・全国障害者スポーツ大会など、東京2020大会以降も見据えながら、本県の文化振興のためのレガシーを継承できるように取り組んでいきます。
県民に文化活動を通したオリンピック・パラリンピックへの参加を促し、本プログラムの目的である、東京2020大会の成功に貢献するとともに、オリンピック・パラリンピックを契機とした、本県文化の振興と地域の活性化が図れるよう、取組を進めていきます。
<資料>
オールとちぎによる東京オリンピック・パラリンピック参画の機運を醸成するため、県が率先して事業を展開し、県内各地の文化活動への取組を牽引する事業のことです。
実施にあたっては、『レガシー・継承』の基本コンセプトの下、年度毎に『統一テーマ』を設定し、県・市町・文化団体・企業等がオールとちぎ体制で取り組んでいきます。
平成29年度~32年度の間、年度毎に統一テーマを設定し、文化事業を展開していきます。
《平成30年度リーディングプロジェクト事業:統一テーマ「技・巧(わざ・たくみ)」》
平成30(2018)年6月16日(土曜日)の県民の日記念イベントに合わせ、統一テーマ「技・巧」に因んだ「伝統芸能ステージ」及び「伝統工芸手仕事体験コーナー」を開催しました。
当日の様子はこちらをご覧ください。
→ http://www.pref.tochigi.lg.jp/culture/bunkajoho/tsushin/dentogeinou_teshigototaiken.html
平成30(2018)年11月17日(土曜日)、「とちぎ版文化プログラム 平成30年度リーディングプロジェクト事業」の一環として、今年度の統一テーマである「技・巧」を県民の方々に体感していただく催し物「とちぎの『技・巧』親子体感フェスタ」を開催しました。
当日の様子はこちらをご覧ください。
→ http://www.pref.tochigi.lg.jp/culture/bunkajoho/tsushin/wazatakumi_oyakotaikanfesta.html
本県の将来を担う子どもたちに、本物のとちぎの文化に触れてもらうため、「とちぎ子どもの未来創造大学」に「とちぎ版文化プログラム特別講座」を新たに開設しました。
平成30年度は、人間国宝や伝統工芸士・文化財保存団体の先生方から、工房などを会場に一流の手仕事を体験することができる講座を行います。
講座の詳しい内容はこちらをご覧ください。
→ http://www.pref.tochigi.lg.jp/c01/h30kodomodaigaku_bunkapurotokubetukouza.html
平成30年度の統一テーマである「技・巧」に沿った事業の一環として、県内の関連する展示施設等を巡るスタンプラリーを実施しています。
イベントの詳しい内容はこちらをご覧ください。
→ http://www.pref.tochigi.lg.jp/c01/bunka/30tochiginowazatakumisutanpurari.html
県立美術館及び県立博物館において、「技・巧」をテーマに各館が有する収蔵品や企画力を生かした企画展を実施します。
4月28日(土曜日)~6月17日(日曜日)
《平成29年度リーディングプロジェクト事業:統一テーマ「祭り」》
平成29(2017)年6月17日(土曜日)の県民の日記念イベントに合わせ、県庁及びその周辺でお祭り屋台の引き回しパレードや、実物屋台の展示、伝統芸能ステージなど記念イベントを実施しました。(パレード観客数 約20,000人)
当日の様子はこちらをご覧ください。
→ http://www.pref.tochigi.lg.jp/culture/bunkajoho/tsushin/yataihikimawashi.html
10月20日(金曜日)・21日(土曜日)に開催される、ジャパンカップサイクルロードレースに合わせ、県庁昭和館を投影対象としたプロジェクションマッピングを実施しました。(来場者数 約12,000人)
当日の様子はこちらをご覧ください。
→ http://www.pref.tochigi.lg.jp/culture/bunkajoho/tsushin/projection_mapping.html
動画はこちらをご覧ください。
→ http://www.pref.tochigi.lg.jp/culture/bunkajoho/doga/085.html
県立美術館、県立博物館、県総合文化センターで、各館が有する収蔵品や企画力を生かした企画展やコンサート等を実施しました。
4月29日(土曜日)~6月15日(木曜日)
東京オリンピック・パラリンピックに向けて全県的に活発な文化活動を促進するため、県が実施する「リーディングプロジェクト事業」に呼応しながら、市町・文化団体・企業などの多彩な実施主体が各地域で取り組む『ジャンルや地域の枠を超えた新たな取組』のことです。
県では、この取組を牽引する事業を「ローカルプロジェクトモデル事業」として公募し、事業費の一部を助成しています。
(ローカルプロジェクトモデル事業の助成決定事業の一部)
東京オリンピック・パラリンピックに向け、障害者にとってのバリアや日本を訪れる外国人にとっての言語の壁を取り除く事業に対して国が認証を行う「beyond2020プログラム」について、認証組織の拡大に伴い、栃木県も新たに認証組織となり、本県における「beyond2020プログラム」の認証取得を促進していきます。
<beyond2020ロゴマーク> <とちぎ版ロゴマーク(基本バージョン)> <とちぎ版ロゴマーク(いちごバージョン)>