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更新日:2010年11月30日

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第20章 関係機関・団体との連携、協力

第20章 関係機関・団体との連携、協力

PTAが活動を進めていく上で、関係する機関や団体にはどのようなものがあるでしょうか。

 

  • PTAが協力や援助を求めることができる機関 

1 教育委員会・公民館

 教育委員会は、社会教育関係団体の活動を促進するための援助、助成をその任務の一つにしています。PTAが活動を進めるに当たって必要な、専門的な指導や助言を求めたり、資料の提供を依頼することができます。また、公民館は、地域の社会教育活動のセンターであり、他団体との情報交換の場として、行政への働きかけの窓口として利用することができます。

2 少年補導(指導)センター

 本県では、青少年非行対策の一環として少年補導(指導)センターが設置され、街頭指導、少年相談業務、地域の環境浄化指導等を行っています。PTAとしては、校外生活指導等の活動に当たって積極的に協力を求めることができます。

3 子ども会育成団体

 子ども会育成団体は、地域における子ども会活動の育成を目的として作られている団体です。PTAと関わりつつ組織作りをしている会もあります。PTAが地域における児童・生徒の健全育成を考える場合、極めて密接な関係のある団体です。

4 体育協会

 体育協会は、地域住民のスポーツ活動の振興を図ることを目的にした団体です。PTAが、児童・生徒や会員自身の体力向上のための活動やスポーツ活動を実施する場合、専門的な指導員の派遣や施設の紹介等を依頼することができます。現在設立が盛んなスポーツ少年団は、本来、この体育協会に所属する組織です。

5 交通安全協会

 警察と連携しながら、地域住民が主体的に交通安全のための活動を進めている団体です。PTA活動の中でも、児童・生徒の交通安全を図ることは重要な領域ですが、交通法規の理解や実技が伴わないと十分な活動効果を上げることができません。交通安全協会に研修会の講師を依頼したり、実技指導を依頼することができます。また、現場指導や通学路の安全点検の際、協力を求めることもできます。

  • PTAが協力を進めたい団体 

1 子ども会

 子ども会活動は、生活経験や年齢の異なる子どもたちが、地域社会の中でさまざまな経験を持つことによって、家庭や学校での活動では期待しにくいものを体得するところに独自の意義があります。ここでは、集団の中での役割活動、共同意識にたった生活訓練、遊びを通しての自発性や社会性の伸長、興味・関心の持続的追求等が重視されます。子ども会活動では、活動が子どもたちの自発性に基づいて展開されることと、地域社会と結びついた継続的な活動が展開されることが望まれます。
☆お問い合わせは  社団法人栃木県子ども会連合会
TEL 028(621)1154  FAX 028(621)1124

2 ジュニアリーダースクラブ(J・L・C)

 同一地域に住んでいる高校生が市町村教育委員会、学校、青少年育成団体等の指導・助言のもとに、子ども会の指導や社会福祉活動など、その地域社会の中で有益な活動を行うことにより、自己を磨き高めることを目的に組織しているボランティアグループを一般に「ジュニアリーダースクラブ」といい、その構成メンバーを「ジュニアリーダー」とよんでいます。ジュニアリーダースクラブの主な活動内容は次のとおりです。
 1 レクリエーションやキャンプ指導など、子ども会活動への指導・助言
 2 読書会や紙芝居など、日常の公民館活動への協力
 3 子ども会リーダー研修や夏まつりなど、市町村が主催する行事への参加・協力
 4 地域の清掃活動、高齢者施設・養護施設訪問などの社会福祉活動
 栃木県教育委員会では、高校生がボランティア活動を行うときに必要な基本的な態度や知識・技術を習得できるよう「とちぎユースボランティア研修会」等の研修会を実施しています。
☆お問い合わせは  栃木県教育委員会事務局生涯学習課
TEL 028(623)3404  FAX 028(623)3406

3 スポーツ少年団

 スポーツ少年団は、単にスポーツの技能を高めるばかりでなく、スポーツを中心にした各種の集団活動を通して、健全な人間形成を図ることを目的にして設立された団体です。組織としては、日本体育協会の内部組織である日本スポーツ少年団(JJSA)に所属する単位団体です。
☆お問い合わせは  栃木県スポーツ少年団(栃木県体育協会内)
TEL 028(622)7677  FAX 028(625)6428

4 ボーイスカウト・ガールスカウト

 「ちかい」と「おきて」をもとに、よりよい社会人になるために必要な人格、健康な身体、技能奉仕のできる力を培うボーイスカウトと、「自己開発」「自然とともに」「人との交わり」を三本の柱として活動するガールスカウトは、異年齢集団による社会教育活動を行う団体です。
☆お問い合わせは  財団法人ボーイスカウト栃木連盟
TEL 028(621)9800  FAX 028(678)3307
(月・水・金・土 10:00~16:00)
☆お問い合わせは  一般社団法人ガールスカウト栃木県連盟
TEL 028(624)2755  FAX 028(624)1998
(月・水・金 9:00~16:00)

5 とちぎ広域スポーツセンター

 県民が、それぞれのライフステージに応じて、「だれでも、いつでも、どこでも、いつまでも」主体的にスポーツに親しむことができる「総合型地域スポーツクラブ」の創設・運営をしています。
☆お問い合わせは  とちぎ広域スポーツセンター(栃木県教育委員会事務局スポーツ振興課内)
TEL 028(623)3416  FAX  028(623)3411

5 栃木県地域婦人連絡協議会

 「持続可能で安全・安心な地域社会の創造」を基本方針に、家庭教育支援、教育活動支援、食の安全・安心の確保への取組、交通安全活動、募金活動等、地域に根ざした活動・運動を行っています。各地域において、子どもたちと一緒に祭りなどの地域行事を行ったり、料理教室を開いたりしています。
☆お問い合わせは 栃木県地域婦人連絡協議会
TEL 028(634)5522  FAX 028(634)5527

6 栃木県家庭教育オピニオンリーダー連合会

 地域での親子活動、子育てサロン、保護者の学びの場の提供、子育てに関する相談活動等の家庭教育支援活動をとおして、子どもたちの健全な成長を支援する団体です。会員は約600人で、県内に41の支部があり、それぞれの支部で地域のニーズに合った活動を展開しています。
☆お問い合わせは 栃木県家庭教育オピニオンリーダー連合会(栃木県生涯学習課)
TEL 028(623)3404  FAX 028(623)3406

 
 研修に利用できる施設

 子どもたちの生活体験や自然体験を豊富にするためには、自然環境に恵まれた場所での研修機会も効果的です。ここでは、PTAの企画する子どもたちのための研修、または、PTAの会員研修等に利用できる宿泊も可能な社会教育施設を紹介します。(公立、県内中心)

 

施設名 設置者 所在地 電話番号

収容

人数

宿泊

室数

研修

室数

芳賀青年の家 栃木県 益子町益子440 0285(72)2273 150 20 3
太平少年自然の家 栃木県 栃木市平井638 0282(24)8551 200 16 4

那須甲子青少年

自然の家那須ロッジ

独立行政法人

国立青少年教育振興機構

那須町湯本字西原1 0287(76)2456 120 4 1
足利市研修センター 足利市 足利市田所町1107 0284(44)0870 76 15 3

真岡市

自然教育センター

真岡市 真岡市柳林1140-2 0285(83)1277 222 10 2

壬生町嘉陽が丘

ふれあい広場

宿泊研修施設

壬生町 壬生町上稲葉1056-8 0282(82)1014 80 9 11
とちぎ海浜自然の家 栃木県

茨城県鉾田市玉田

336-2

0291(37)4000 400 51 5

大田原

ふれあいの丘

青少年研修センター

大田原市

大田原市福原

1411-22

0287(28)3131 129 30 3

宇都宮市

冒険活動センター

宇都宮市 宇都宮市篠井1885-1 028(669)2441 326 24 2
なす高原自然の家 栃木県 那須町湯本157 0287(76)6240 200 36 6

お問い合わせ

生涯学習課

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎南別館5階

電話番号:028-623-3408

ファックス番号:028-623-3406

Email:syougai-gakusyuu@pref.tochigi.lg.jp