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更新日:2024年4月15日
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第19章 PTA間の連携
他のPTAとの連携活動が、なぜ必要なのでしょうか。
現在組織されている連携団体には、どのようなものがありますか。
現代の子供たちは、小中高生を問わず、行動範囲が極めて広くなってきています。特に高校生の場合、生徒の居住範囲が広いうえ、同一地域にいくつかの異なった高校の生徒が入り交じって居住しています。
そのため、校外生活指導や地域環境改善のための活動など、PTAの地域活動を推進するに当たっては、単位PTAが単独で活動するだけでは、十分な効果が期待できません。また、昨今大きな問題となっているいじめや不登校についても、長期的に見守る必要があります。いくつかの高校PTAが連携したり、小・中・高校・特別支援学校のPTAが協力し合うことが必要になってきます。
上述のように、連携の仕方には同一地域の横の連携を持つものと、校種を越えた縦の連携を持つものがあります。地域活動の推進以外にも、少子化が進んで一つの単位PTAだけでは運営が難しくなった行事を、隣接のPTAと共同して行うことも考えられます。このことが活動の活性化にもつながります。
高校PTAの場合は、会員の居住する地域が広範囲にわたっています。中学校に子供が通学していたころは、同じPTAの会員として連絡の取りやすかった父母同士も、子供の進学高校が異なってくると互いに疎遠になりがちです。しかし、子供のほうは、中学時代の交遊関係を引き続き保っている場合が多いようです。
大部分の高校PTAは、地区ごとに支部組織を設けて地域に密着した活動を実施していますが、同一地区に住んでいる会員数に差が大きいことや、各高校PTA支部間の連絡提携がしにくいため、その地域活動には限界があります。そこで、単位PTAの支部という枠を越え、同一地域に住む高校生の親としての立場で地域の高校生の健全育成に取り組むため「高校生を持つ親の会」を結成しているケースもあります。
また、同一中学校卒業の高校生を持つ親の立場で、「高校生指導協議会」を組織して活動しているケースもあります。
本県においては、昭和51年に地域の小・中・高校のPTAが連絡提携して、よりよい教育環境づくりに努力し、児童生徒の健全育成を図るための組織が生まれました。現在、県内に8つの小・中・高PTA連絡会が結成されています。
地区 | 名称 |
河内 | 宇河地区小中高PTA連絡会 |
上都賀 | 上都賀地区小中高PTA連絡会 |
芳賀 | 芳賀地区小中高PTA連絡会 |
下都賀 | 下都賀地区小中高PTA連絡会 |
那須 | 那須地区小中高PTA協議会 |
南那須 | 南那須地区小中高PTA連絡会 |
足利 | 足利地区小中高PTA連絡会 |
佐野 | 佐野地区小中高PTA連絡会 |
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