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更新日:2019年8月22日

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平成30年度事業概要

はじめに

 日頃から、当所事業に御理解と御協力をいただき厚く御礼申し上げます。

 管内の家畜衛生状況につきましては、平成30年度は、監視伝染病では、牛のヨーネ病、牛ウイルス性下痢・粘膜病などの発生がありましたが、大きな流行には至らず概ね平穏に推移しました。これも、生産者をはじめとした関係者の皆様の日々の努力によるものと深く感謝いたします。

  一方、国内では鳥インフルエンザに関しては、低病原性ウイルスが野鳥の糞便から検出されましたが、家きんでの発生は無く概ね平穏に推移しました。しかし、昨年9月に国内では26年ぶりに発生した豚コレラが現在も終息する気配がありません。また、海外では昨年8月に中国で発生したアフリカ豚コレラが猛威を振るっており、モンゴル、ベトナム、カンボジア、香港へと波及しています。これら発生国からの渡航者が国内に不正に持ち込もうとした携帯品からアフリカ豚コレラウイルスが検出されており、国内への侵入リスクは非常に高いといえます。また、口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザも近隣諸国で継続的に発生しており、人や物を介した国内への侵入リスクは依然高い状況にあります。関係者の皆様には、引き続きこれらの病気の侵入防止の徹底に御協力をいただきますようお願いいたします。

 畜産を取り巻く情勢は、担い手の減少や高齢化による生産基盤の弱体化、子牛価格の高騰や飼料価格の高止まり、TPP11や日欧EPA発行による畜産物への影響等、厳しい状況が続いております。このような中、本県では、農業振興計画「とちぎ農業“進化”躍動プラン」に基づき、各種施策を展開しているところです。当所におきましても「畜産の“夢と元気”を応援します」をキャッチフレーズに 各種事業に取り組み、畜産経営の生産性向上と安全・安心な畜産物の生産を促進し、家畜衛生面から畜産経営の体質強化を目指しております。私ども家畜保健衛生所が果たす役割と責任は、今後ますます重要になるものと自負しており、引き続き皆様の御協力をいただきながら、管内の畜産経営の安定と持続的な発展に尽力して参りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

  このたび平成30年度の 業務実施状況を「事業概要」として取りまとめましたので、御活用いただければ幸いです。

 

  平成31年4月


                                        栃木県県北家畜保健衛生所

所長  田中 実

 

県北家畜保健衛生所の概要

平成30年度事業実施状況

家畜伝染病予防事業

家畜衛生対策事業

その他の事業(PDF:101KB)

  • 医薬品医療機器等法(旧薬事法)関連
  • 獣医師法・獣医療法関連
  • 家畜改良増殖法関連
  • その他

 家畜保健衛生業績発表会集録

参考資料(PDF:242KB)

  • 管内における監視伝染病発生状況
  • 死亡牛BSE検査状況
  • 管内の年別監視伝染病発生状況
  • 管内市町別家畜飼養頭数、飼養頭羽数
  • 管内動物用医薬品等製造業・販売業等許可状況
  • 管内飼育動物診療施設開設状況
  • 管内家畜人工授精所開設状況
  • 家畜の主な伝染性疾病

 

  全文印刷用(PDF:5,961KB)

お問い合わせ

県北家畜保健衛生所

〒329-2747 那須塩原市千本松800-3

電話番号:0287-36-0314

ファックス番号:0287-37-4825

Email:kenpoku-khe@pref.tochigi.lg.jp