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更新日:2014年7月18日

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平成25年度事業概要

はじめに

  栃木県では東日本大震災からの復興に全力で取り組むとともに、農業振興計画「とちぎ農業成長プラン」に基づき「攻めの農政」が展開されており、畜産分野では、自給飼料基盤に立脚した生産性の高い畜産経営体が安全・安心で高品質な畜産物生産の取組を一層促進できるよう、各種事業が推進されています。こうした中、畜産部門は本県農業産出額の約3割を占め、乳用牛飼養頭数は全国第2位、肉用牛は全国第6位に位置するなど、全国有数の畜産主産地となっております。

 しかし、畜産を取り巻く最近の状況は、放射性物質による風評被害は低減されたものの自給飼料や牛肉の放射性セシウム測定等対応は続いており、また、飼料価格高騰、TPP交渉など心配事が多い厳しい状況となっております。

 家畜衛生状況に関しましては、4月13日に熊本県でH5N8亜型の高病原性鳥インフルエンザが発生し、情報提供と異常の確認、注意喚起等を行いました。近隣諸国でも、中国では口蹄疫が散発し、韓国では熊本県で発生した亜型と同じH5N8亜型の高病原性鳥インフルエンザが流行しており、厳重な警戒が必要な状況です。さらに、昨年末から九州を中心に流行している届出伝染病の豚流行性下痢が4月3日に那須地域に侵入し、感染拡大の様相を呈しているため、飼養衛生管理基準の更なる徹底が要請されています。

 このような状況の中、県北家畜保健衛生所では「生き生きとした畜産経営の支援」をスローガンに、畜産経営の生産性向上と安全な畜産物の供給の促進を家畜衛生面から支援するため、①家畜伝染病の発生予防とまん延防止対策の強化、②生産農場段階における飼養衛生管理の向上、③動物用医薬品適正使用のための監視指導の強化、④死亡牛BSE検査の推進の4項目について重点的に取り組み、事業を推進しております。

 ここに平成25年度の業務実施状況を「事業概要」として取りまとめましたので、事業を御理解の上、御活用いただければ幸いです。

 

平成26年4月

栃木県県北家畜保健衛生所

所長  久利生 正邦

 

県北家畜保健衛生所の概要

平成25年度事業実施状況

家畜伝染病予防事業

家畜衛生対策事業

その他の事業(PDF:72KB)

  • 薬事法関連
  • 獣医師法・獣医療法関連
  • 家畜改良増殖法関連
  • 家畜衛生情報の提供
  • その他

 家畜保健衛生業績発表会集録

これまでの栃木県畜産関係業績発表会について  (PDF:96KB)

参考資料(PDF:220KB)

  • 管内における監視伝染病発生状況
  • 死亡牛BSE検査状況
  • 管内の年別監視伝染病発生状況
  • 管内市町別家畜飼養頭数、飼養頭羽数
  • 管内飼育動物診療施設等
  • 家畜の主な伝染性疾病

 

 全文印刷用(PDF:2,362KB)

お問い合わせ

県北家畜保健衛生所

〒329-2747 那須塩原市千本松800-3

電話番号:0287-36-0314

ファックス番号:0287-37-4825

Email:kenpoku-khe@pref.tochigi.lg.jp