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更新日:2023年6月30日

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災害時の感染症対策について

災害時には、避難所や被災した家屋において感染症の感染拡大リスクが高まります。

家屋等の清掃で感染症を発症する恐れもありますので、注意しましょう。

家屋等が浸水した場合

 感染症予防のためには、清掃と乾燥が最も重要です。
 豪雨時等に家屋などが浸水した場合は、洗浄や拭き取りにより十分に汚れを除去して、乾燥させた後、消毒するようにしてください。消毒は、汚れのない状態でないと、効果を発揮することができません。

衛生対策について

 家屋などが浸水した場合、次のとおり洗浄及び衛生対策を行ってください。

床上の場合

 室内は、食事や睡眠など生活を行う場所のため、泥や汚れを十分に取り除いた後、消毒を行いましょう。

 (1)水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要な物を片付けてください。

 (2)汚れた家具や床・壁などは、水で洗い流すか、雑巾で水拭きするなどしてください。

 (3)食器類や調理器具などは、水洗いして汚れをきれいに洗い流してください。

 (4)食器棚や冷蔵庫などは、汚れをきれいに拭き取ってください。

家の周囲や床下の場合

 土砂等を取り除いた後、水道水で洗い流し、しっかり乾かすことが重要です。

 床下に流れ込んだ土砂や水分が残っている場合、その湿気により、家の基礎や土台(床組)などに影響が出る場合があります。

 (1)汚泥や不要なものなどを片付けてください。

 (2)庭木や外壁についた泥は、水で十分に洗い流してください。

 (3)床下換気口のごみを取り除き、床下の風通しを良くしてください。

 (4)床下はスコップや流水を用いて汚泥を取り除いた後、雑巾などで水気をなくし、扇風機などにより強制的に換気し、乾燥させてください。

感染症の予防のために

 (1)井戸や受水槽は、安全と衛生を点検・確認してから使用してください。

 (2)水に浸かった食品や、停電により保存温度が保てなかった要冷蔵・冷凍食品は、できるだけ廃棄してください。

 (3)からだに異常を感じたら早めに医療機関を受診してください。

 (4)食事の前や用便、清掃の後などは、石けんを使用して、しっかりと手を洗ってください。

消毒方法について

 消毒薬は過剰に使用すると人の健康や環境へ影響を与えることがあります。使用は必要最小限としましょう。
   使用の際には、肌や目を痛めないよう使用方法に注意してください。

   色々な濃度のものが市販されているので、希釈倍率には注意してください。

 ●浸水した家屋を消毒される方へ(リーフレット)(PDF:413KB)

避難所での感染症対策 

 避難所など密集した環境下での集団生活等により、ノロウイルス等による感染性胃腸炎やインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などの感染が拡大するリスクが高まります。自分が感染症に罹らないよう、人にうつさないようにするためには手洗いや咳エチケット、換気等が重要です。また、共同して使用するトイレの衛生管理にも気をつけましょう。

 避難所での感染症対策について、「災害時における避難所での感染症対策(外部サイトへリンク)」をご活用ください。

 手洗いで感染予防(リーフレット)(PDF:620KB)

 換気を行いましょう(リーフレット)(PDF:279KB)

お問い合わせ

感染症対策課 感染症対策担当

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎北別館3階

電話番号:028-623-2834

ファックス番号:028-623-3759

Email:kantai@pref.tochigi.lg.jp

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