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ホーム > くらし・環境 > 自然・動植物 > 外来生物対策 > 栃木県内における外来種対策の取組事例等 > 特定外来生物「アメリカミンク」について
更新日:2018年7月17日
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平成30(2018)年7月に、特定外来生物であるアメリカミンクが大田原市内で確認されました。
国内では、北海道、宮城県、福島県、群馬県、長野県で侵入が確認されています。
アメリカミンクは、肉食で、両生類、は虫類、甲殻類、鳥類、哺乳類、魚類、昆虫類など様々な生物を補食することから、サンショウウオ等の希少動物への影響の他、エサや生息環境の競合による在来のイタチ等への影響が懸念されます。
また、河川や養魚場での漁業被害、付近の養鶏場への被害が発生する恐れがあります。
平成30(2018)年7月の県内初確認時の状況(PDF:45KB)
令和元(2019)年度那珂川流域アメリカミンク生息状況調査結果(概要)(PDF:764KB)
特定外来生物に指定されているアメリカミンクは、北米原産のイタチ科の哺乳類です。
頭胴長はオス35から54センチメートル、メス30から45センチメートル、尾長は15から20センチメートル程度。
体重は0.7から1キログラム。
毛は密生し、つやがあります。毛色は茶色から黒に近い黒褐色で、顎や喉に白斑のあるものもいます。
泳ぎがうまく、水辺を主な生息場所とします。
頭胴長などはアメリカミンクに似るが、体重が1.1から1.5キログラムとやや大型。
体色は様々だが、前後肢は常に黒ないし黒褐色。
耳介がはっきりと外に出る。
頭胴長はオス27から37センチメートル、メス16から25センチメートルであり、アメリカミンクよりも小型。
体色は茶褐色から赤褐色。
目から鼻にかけて、はっきりとした黒いマスク模様がある。
鼻から顎、首にかけて白斑がある。
県では、アメリカミンクの状況を把握するため、情報を集めています。
アメリカミンクと思われる動物の画像を撮ったり死体を見つけたりした場合などには、下記に情報提供をお願いします。
※情報提供をいただいた場合、画像又は死体の提供等をお願いすることがありますので、御協力ください。
各市町の外来生物担当課
環境省関東地方環境事務所
(栃木県の問い合わせ先)
相談窓口 |
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県南環境森林事務所 | 佐野市堀米町607 安蘇庁舎 | 0283-23-1441 | 足利市、栃木市、佐野市、小山市、下野市、壬生町、野木町 |
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