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ホーム > くらし・環境 > 自然・動植物 > 外来生物対策 > 栃木県内における外来種対策の取組事例等 > 特定外来生物「ウチダザリガニ」について
更新日:2021年3月29日
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ウチダザリガニは、もともと北米に生息している生物です。1920年代に食用として日本に持ち込まれ、養殖されていたものが野外に逃げ、現在は本県のほか、北海道、福島県、千葉県などに広がっています。
ウチダザリガニは、絶滅危惧種を含む様々な水生昆虫を食べたり、水草を切断したりすることで、在来の生態系に大きな影響を及ぼしています。このことから、ウチダザリガニは外来生物法に基づく『特定外来生物』に指定されており、飼養、保管、運搬、野外に放つこと、譲渡することなどが禁止されています。
(写真:環境省提供)
栃木県では、2016年、那須塩原市内で初めて確認されました。
発見された場所では、年3~4回程度、関係者による駆除が行われています。2019年度の捕獲量は、合計1,363匹。毎年の駆除により、大型の個体や抱卵個体は少なくなってきました。
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