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ホーム > くらし・環境 > 自然・動植物 > 外来生物対策 > 栃木県内における外来種対策の取組事例等 > 特定外来生物【クリハラリス】について
更新日:2024年4月1日
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令和4年1月、真岡市内において、栃木県では初めて野外のクリハラリス(別名タイワンリス)が確認されたため、県は緊急的に捕獲を実施し、令和4年3月に8頭捕獲しました。その後、調査を継続した結果、令和6年1月から2月にかけて2頭を捕獲しました。
クリハラリスは、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されています。
・雄成獣で頭胴長20~26cm、尾長17~20cm。体重300~440g。(ニホンリスより少し大きい。)
・毛色は、背面で黒と黄土色が混じって生え、腹面は栗色。(ニホンリスの腹面は白色。)
・樹上性、昼行性で主に常緑広葉樹林に生息。市街地や造林地でも生息可。
・樹皮剥離による樹木の枯死
・人家に対する破壊、侵入
・電線の噛害
・ニホンリス(在来種)との競合
栃木県では、クリハラリスによる農林業、生活、生態系への被害を防ぎ、本県の生物多様性を保全するために必要な対策を検討することを目的として、真岡市で生息状況調査と捕獲を実施しています。
クリハラリス生息状況調査及び捕獲の結果(PDF:646KB)
栃木県では、クリハラリスの生息状況を把握するため、情報を集めています。
クリハラリスと思われる動物(死体を含む)を見かけた時は、下記お問い合わせ先まで情報提供をお願いします。
※情報提供をいただいた場合、画像又は死体の提供をお願いすることがありますので、御協力ください。
お問い合わせ
自然環境課
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館12階
電話番号:028-623-3211
ファックス番号:028-623-3259