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ホーム > くらし・環境 > 自然・動植物 > 外来生物対策 > 栃木県内における外来種対策の取組事例等 > 優先対策種「アマゾントチカガミ」について
更新日:2024年11月20日
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水槽などでの観賞用として育てられている南米原産の水草です。捨てられるなどして野外に広がりました。
↓繁茂の様子
←アマゾントチカガミ
[国] 重点対策外来種(生態系被害防止外来種リスト)
[県] 優先対策種(県対策方針)
分類:オモダカ目 トチカガミ科
自然分布地域:南米
生息環境等:湖沼、ため池、河川のよどみなど
県内の分布:宇都宮市内の一部の水路でのみ分布を確認しています
水面をマット状に被うことで、在来の水草と競合・駆逐するとともに、魚類、水生昆虫など水域の生態系に大きな影響をもたらします。また、水路に繁茂することで通水障害などの農業被害、治水上の障害をもたらします。
栃木県内ではまだ限定的にしか分布していないため、大きな影響は確認されていません。しかし、アマゾントチカガミは繁殖力が極めて旺盛な植物のため、生息範囲を急速拡大し、あっという間に密生することがあります。
付近には希少な植物も確認されており、今後分布が拡大すれば様々な悪影響が発生すると予想されます。
参考資料・関連情報
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