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更新日:2024年5月27日

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いちご栽培の1年

4月~6月  親株定植~ランナー(子苗)増殖

親株元から1次ランナーが伸び、その先に2次、3次、4次と伸びていきます。
1本の親株から30本程度のランナー(子苗)がとれます。

 プランターでの育苗(受け苗方式)  20110124kutyuusaibyou
 プランターでの育苗(受け苗方式)  ハウス内での増殖(空中採苗方式)

 

7月~9月  育苗

7月上中旬に、ランナーを切り離し、ポット等に植え替えて育苗します。
いちごに低温を感じさせ、花芽分化を促進するため、標高の高い高冷地で育苗したり、クーラーや地下水を利用した夜冷育苗等が導入されています。

 20110124sellikubyou  20110124potikubyou
 小型ポット(セル育苗)  ポット育苗
   
 20110124koureitiikubyou  20110124yareiikubyou
 高冷地育苗  夜冷育苗
   
   
 水冷処理施設  

 

9月  定植

9月上中旬に本ぽ(ハウス)に定植します。
ハウス内に高さ30cm程度の高い畦を作り、そこに2条に植えていきます。
10a当たり7,000本程度定植します。

 

 

10月  ビニール被覆・マルチ・開花

定植後1カ月程度で、ハウスの屋根ビニールを被覆、株元をマルチします。
10月下旬には花が咲いてくるので、ハウス内にミツバチを放飼し、受粉作業を担ってもらいます。

   
 マルチ  開花後、ミツバチが受粉

 

11月~5月  果実肥大・着色~収穫

年内は開花後30日程度で肥大・着色し、収穫となります。
生産者は、出荷が始まると毎日収穫・調整作業を行い、5月まで出荷が続きます。
各JA集荷所から、ダンボールやコンテナにパックを入れて市場等へ出荷され、栃木の「とちおとめ」や「とちあいか」がスーパー等の店頭に並びます。 

   
 果実肥大期  収穫前の着色状況
   
   
 着果状況  収穫作業
   
   
 パック詰め作業  ダンボール箱での出荷
   
   
 通いコンテナでの出荷  

 

いちご生産の主な施設

   
 パイプハウス  連棟ハウス
   
   
 高設栽培  

 

 

(2024年4月)

お問い合わせ

農業総合研究センターいちご研究所

〒328-0007 栃木市大塚町2920

電話番号:0282-27-2715

ファックス番号:0282-27-8462

Email:nogyo-s-ichigo@pref.tochigi.lg.jp