なしの農作業安全対策のためのラジコン草刈り機の実演会を開催しました

    令和5（2023)年12月15日（金曜日）に那須烏山市のなし生産ほ場において、なしの農作業安全対策のためのラジコン草刈り機の実演会を開催し、生産者及び関係者約30名が参加しました。

    当地方のなし園は丘陵地に点在しており、なし園の法面は傾斜地が多く、平坦地に比べ、刈払機を使った草刈り作業は重労働でなおかつ転倒や転落事故などの怪我のリスクがあるため、安全な機械化が望まれています。

    こうした農作業時の安全確保や労力の軽減のツールとして、多種多様なラジコン草刈り機が開発されてきたことから、実演会を開催しました。当日は製造メーカー3社からリモコン一つで操作が可能なこと、傾斜地など足場の悪い場所でも走行できることなどの特長、操作方法を学びました。参加者からは、「初めて見たが操作も思っていたよりも簡単そう」「法面の草刈りが安全で楽になりそう」など様々な意見が出ました。

    今後も生産者の安全確保や労力の軽減のための取組を、関係機関と連携して支援をしていきます。