重要なお知らせ
更新日:2023年7月19日
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当事務所管内ではさくら市内で令和4(2022)年8月25日スモモ樹、令和5年(2023)年6月8日さくら樹でクビアカツヤカミキリの被害が確認されました。(いずれも樹園地以外)
そこで、クビアカツヤカミキリについて理解を深めるため、令和5(2023)年7月12日(水曜日)に佐野市内もも園及び栃木県農業試験場で、特定外来生物クビアカツヤカミキリ対策研修会を開催しました。研修会には、管内のももやハナモモ栽培生産者、市町、JA、共済組合、および農業振興事務所の26名が出席しました。
佐野市内もも園では、成虫やフラス(虫が樹木に穴を開けた際に排出する、糞と木くずが混ざったもの)の特徴について、実物を見たり触ったりしながら教えていただきました。栃木県農業試験場では、判別方法や生態に関する最近知見や発生した際の防除方法について説明を受けました。
出席者からは、「初めて実物を見た。圃場で発生したら大変な被害を被る。」との声がきかれ、危機感が強まりました。
クビアカツヤカミキリの被害拡散防止のためには、いち早く発見し防除対策を講じることが重要です。今後も引き続き関係機関と連携し、被害防止対策を行っていきます。