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更新日:2024年6月27日
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ツキノワグマは、生態系の頂点に位置する動物(アンブレラ種;その種を保護することで、傘のように他の多くの種を守ることにつながるもの)のひとつであり、生きていくために広大で豊かな自然を必要としています。
一方、生息密度はシカと比べてかなり低いため、ある地域においてクマの捕獲が集中してしまうと、そこに生息する個体群への影響が大きく、その維持が危ぶまれるおそれがあります。
しかしながら、一方では、農業被害・林業被害を引き起こすこともあり、また、まれに人身に被害を及ぼす場合もあります。本州に生息する陸上哺乳類の中で唯一人命に関わる深刻な人身被害があること、ニホンジカなどに比べて生息密度、繁殖率が低いため、強い捕獲圧により個体数が減少すると回復に時間がかかることの二面性を有することから、科学的・計画的な保護及び管理を行う必要性が高い種です。
栃木県では平成18年9月から栃木県ツキノワグマ保護管理計画、同二期計画(平成22年~)及び栃木県ツキノワグマ管理計画(三期計画)(平成27年~)に基づき、適正な捕獲の実施と被害対策の推進を図ってきましたが、計画期間の満了に伴い、栃木県ツキノワグマ管理計画(四期計画)(令和2年4月1日~)を策定し、各種対策を実施しています。
栃木県ツキノワグマ管理計画(四期計画)の概要(PDF:320KB)
栃木県ツキノワグマ管理計画(四期計画)(PDF:3,415KB)
この計画では、毎年の施策を評価して次年度の対策に生かすため、モニタリングを行うこととしています。最新の報告は、令和4(2022)年度栃木県ツキノワグマ管理計画モニタリング結果報告(PDF:6,721KB)(報告書概要版(PDF:666KB))を御覧ください。
令和5(2023)年度における堅果類(ドングリ)の豊凶とクマの出没について
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