重要なお知らせ
更新日:2023年2月7日
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ようこそ「人権の教室」へ。
中学生・高校生合わせた3人が、招待状を見ながら休日の教室に集まってきます。
ただ子どもたちは内心、「人権」について今ひとつピンときていない様子。
さて、どんな授業が始まるのでしょう…
chapter1,オープニング
chapter2,オリンピック・パラリンピックと人権
オリンピアンである岩崎恭子さんが、オリンピック・パラリンピックの歴史を紹介。その歴史は、実は「人権の歴史」でもあった。
chapter3,北朝鮮による拉致問題
ラジオで北朝鮮にいる拉致被害者へ、日本からの声を発信し続けている村尾建兒さんが解説。
chapter4,子供の人権(いじめ問題)
いじめにより死を選んだ小森香澄さんの詞に込められた思いとは。母美登里さんが語る。
chapter5,オリンピック・パラリンピックと人権
パラリンピックの競技、音・声で通じ合う「ブラインド・サッカー」。視覚障害者・晴眼者が共に競技したり、スタッフやボランティアが支える姿を紹介。
chapter6,エンディング
<内容:人権に関する国際条約>
世界には、性別や人種、皮膚の色の異なる人々、大人や子ども、障害のある人など、一人ひとり違いを持ったたくさんの人たちが暮らしています。
すべての人々の人権が尊重され、相互に共存し得る、平和で豊かな社会を実現するためには、私たち一人ひとりが人権に対する理解を深め、相手の違いを認めつつ、同じ一人の人間として相互に尊重し合うことが必要です。
・国連の人権への取り組み(世界人権宣言と国際人権諸条約) 5分
国際連合(国連)は、人権保障が平和の基礎になるという考えから、すべての国が達成すべき基準として、1948年に「世界人権宣言」を採択しました。この宣言は、世界で人権が尊重されるようになるきっかけとなりました。
・女性の人権(女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約) 9分
人は誰でも、人として尊重され、それぞれにふさわしい環境の下で人間らしく生きる権利を持ち、これは男性であろうと女性であろうとすべての人に平等です。女子差別撤廃条約は、女性に対するあらゆる差別をなくし、男女の完全な平等を達成することをめざしています。(監修・解説 特定非営利活動法人国連ウィメン日本協会 理事長 有馬 真喜子)
・子どもの人権(児童の権利に関する条約) 7分
子どもも一人の人間として大切にされ、生きる権利を持っています。ところが、世界では、そのように扱われていない子どもたちもまだたくさんいます。児童の権利条約は、子どものこうした権利を最大限に尊重し、あわせて、さまざまな配慮をすることを求めています。(監修・解説 関西学院大学国際学部 教授 吉村 祥子)
・障害のある人の人権(障害者の権利に関する条約) 9分
障害のある人は、長い間、社会から保護される存在と見なされ、本来持っている自分で人生を選択し、決定する権利は軽視されがちでした。障害者権利条約では、障害のある人の社会参加の妨げとなる様々な障壁(バリア)を取り除くために合理的配慮を行うよう求めています。(監修・解説 岡山理科大学総合情報学部 准教授 川島 聡)
・外国人の人権(あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約) 6分
人種や皮膚の色、民族、言語、宗教などが違うという理由で多くの人々が差別されてきました。人種差別撤廃条約は、すべての人間が持っている人権及び基本的自由の平等を守るために、民族や皮膚の色などによる差別を含め、あらゆる形態の人種差別を撤廃することを定めています。(監修・解説 同志社大学法学部 教授 坂元 茂樹)
あなたには「心のよりどころ」がありますか?
忙しい日常に追われて誰かと「心を交流する」ことをおろそかにしていませんか?
町の路地にたたずむこの小さなカフェにはいろんな人が訪れ、駿と桜が、出迎えます。
ここは、ココロまじわるヨリドコロ
ようこそわっかカフェへ
・三色団子の向こう側(インターネットによる人権侵害、12分)
主人公・彩乃は、初めて自分のスマートフォンを持ち、友達の舞に使い方を教えてもらい、うれしくて仕方がない。「学校でルールは習ったから大丈夫」と彩乃は言うものの、そのはしゃぐ様子を見て、少し心配になる桜。夜、ついルールを破って、自分の部屋で遅くまで友達とのSNSを続けてしまう彩乃。そして、事件が起こる・・・
解説者:大久保貴世(おおくぼたかよ)さん・・・(一財)インターネット協会主幹研究員、「こたエール」の相談員
・世代をつなぐ柏餅(高齢者の人権、8分)
窓際の席で和む、高齢の男性・清。そこへ、清を叱責する一人の男性。「勝手に外に出るなって言っただろ!面倒みるのは俺なんだぞ!」帰っていく二人。その様子を見ていた駿は「一人で背負い込んじゃってるのかも。家族だけの問題なのかな」と問いかける。
実例として高齢者の地域包括ケアを目指す「暮らしの保健室」や、高齢者の人生を傾聴して本にまとめる「聞き書き」の活動を取材
解説者:秋山正子(あきやままさこ)さん・・・「暮らしの保健室」室長、保健師・介護支援専門員
・コンペイトウの来た道(外国人の人権、12分)
桜がすり傷の手当をした外国人の少年のことから、話題が広がる商店街の三人。「私は、日本人とだけ付き合っていれば十分」三人の中で市川だけが、外国人に対してかたくなである。そんな中、駿が、みんなにあるお茶を出す・・・
実例として市民レベルの国際交流の推進、在住外国人支援を行っている「(公財)武蔵野市国際交流協会」や、おみこしを通して外国人との相互の推進を続けている「国際交流のおみこしを担ぐ会」を取材
解説者:毛受敏浩(めんじゅとしひろ)さん・・・(公財)日本国際交流センターチーフ・プログラム・オフィサー、新宿区多文化共生まちづくり会議会長
企画:東京都教育委員会、制作:東映株式会社
子供の人権-いじめ問題-いじめをなくすのはアナタ
主人公・ピースは体が小さいことで一部の同級生にからかわれているY君のことが気になって、ラジオに相談メールを送る。
解説者は、「実は、『いじめを見ている人たち』がポイントです」と、いじめの構図を語り始める…
同和問題-『関わらないのが一番』それ本当?
主人公・トキオは、プロポーズしたミサキから被差別部落の出身であることを告げられる。
意に介さないトキオだったが、母親や親戚から猛反対を受ける。
「そういう人たちとは、関わらないのが一番なのよ」
ラジオに相談電話をかけ、母親たちへの怒りをぶつけるトキオ。
解説者は語る。
「部落差別をする人は、なぜ差別をするのかという質問に答えられない。何が正しいのかを自分で考えていないからです。『部落』の人とそうでない人には、何の違いもないのです」
障害者の人権-発達障害-見えにくいから知ってほしい、発達障害のこと
障害という名前がついていますが、障害や病気というよりはむしろ、個性に近いものだと思います。
私たちが例えば外国に旅行に行くと、文化や言葉の違う人と接します。なかなか相手の気持ちが分からないことがありますね。そういうときに私たちは想像力を働かせて、『相手の人は文化も違うし言葉も違うから考え方が違うんだ、行動のパターンが違うんだ』と相手の立場を想像しながら、コミュニケーションしていきます。
発達障害の人とこれに近いです。発達障害の人たちの考え方、あるいは行動のパターンは、私たちと違うわけです。そこに、発達障害の人が社会で生活していく上での困難が生じるわけです。この時に私たちが想像力を働かせて、『きっとこういうふうに考えているんだろう』というように相手を理解しようと努めれば、摩擦を減らすことができるわけですね。」
企画:東京都教育委員会、制作:東映株式会社 教育映像部
<内容:家庭の中の人権>
このドラマでは、「家庭の中の人権」に目を向け、祖父母と孫夫婦の会話を通して、私たちの身の回りにある人権問題をクローズアップし、気づくこと、そして、行動することの大切さを描いています。
1. おなかに赤ちゃんがいます、2. イクメンは変ですか。3. よかれと思って、
4. 親の介護をするのは誰、5. 愛情とは支配すること? 、6. 生まれ来る子へ
<内容:子ども、高齢者、女性の人権>
このビデオでは、パート1で「児童虐待」、パート2で「高齢者虐待」、パート3で「ドメスティック・バイオレンス(DV)」を取り上げ、子どもや高齢者、配偶者に対する虐待の事例をドラマで描くとともに、問題点や第三者としての関わり方について専門家のコメントを紹介します。ドラマを通して、虐待を他人事ではなく、身近な問題として捉え、虐待の防止・解決について考えていくことを目的にしています。
各パートは約15分です。
<内容:地域社会における人権>
近年、社会から孤立している人が増えてきており、孤独死などが大きな社会問題となっています。家族や地域、職場のつながり、いわゆる血縁や地縁、社縁の希薄化による「無縁社会」と呼ばれる社会状況です。
このドラマは、地域で起こる身近な人権問題に対し、傍観者としてではなく、主体的に行動することで、新たな地域のつながりを結んでいく大切さを実感してもらうことを目的としています。
企画:公益財団法人 兵庫県人権啓発協会
<内容:地域社会における人権>
高齢者や外国人に対する排除、不利益な扱い、同和問題や原発事故に伴う風評被害の問題。
誰もが他者の排除や差別がよくないことは理解しています。その一方で、私たちは自分や身近な人に関わる出来事には敏感に反応するけれど、それ以外のことには他人事のように感じたりします。また、私たちは、自分や家族の生活を守るために、あるいは誤解や偏見に気づかずに、他者を排除したり、傷つけたりしがちです。
このドラマは、集合住宅に住む3人家族が、原発事故に伴い避難してきた一家や他国から引っ越してきた隣人との交流を通して、自らの誤解や偏見に気づき、他者への理解を深めていく過程を描いています。
企画:公益財団法人 兵庫県人権啓発協会
<内容:地域社会における人権、子どもの人権>
派遣切りにあい失業中の青年が、様々な人との交流を通して「いのちのきずな」に気づいていくドラマです。
子どもへの虐待や若者の自殺など社会問題になっている事件を通して、社会や地域の中で孤立している人々に対する正しい理解を訴えるとともに、今一度、「いのち」について自分の問題として考えてもらうことを目的とした作品です。
企画:公益財団法人 兵庫県人権啓発協会
<内容:女性の人権、子どもの人権、高齢者の人権>
日常生活の中に潜むさまざまな人権問題を取り上げた作品です。ドラマで人々の心にある偏見を、そしてドキュメンタリーで差別や偏見などで苦しむ人々の心の痛みを伝える作品です。
日常の人権1.は、「女性の人権」、「子どもの人権」、「高齢者の人権」を取り上げています。
<内容:外国人の人権、障害者の人権、同和問題、インターネットによる人権侵害>
日常生活の中に潜むさまざまな人権問題を取り上げた作品です。ドラマで人々の心にある偏見を、そしてドキュメンタリーで差別や偏見などで苦しむ人々の心の痛みを伝える作品です。
日常の人権2.は、「外国人の人権」、「障害者の人権」、「同話問題」、「インターネットによる人権侵害」を取り上げています。
<内容:子どもの人権、職場の人権>
学校や地域でのいじめ、職場でのパワハラ、セクハラが人権侵害として大きな社会問題になっています。
いじめ構造の中で多数を占める傍観者、観衆たちが一歩を踏み出して、勇気をもって声を発すれば、必ずいじめの解決につながることを訴える作品です。
企画:公益財団法人 兵庫県人権啓発協会
<内容:地域社会における人権>
都市化や核家族化が進行する中で、地域社会における人々の結びつきが弱まっています。近隣同士あっても互いに無関心・無理解でいることにより、様々な人権問題が起きています。
まず身近な人や出来事に関心をもつことが人権尊重の第一歩であることに気づき、地域を見つめ直す契機となる作品です。
企画:公益財団法人 兵庫県人権啓発協会
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