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更新日:2020年7月21日

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流域下水道事業継続計画(BCP)

東日本大震災時には、本県でも一部の下水道施設が被災したことや、ライフラインの寸断により燃料が途絶えたことによって、一時的に下水処理が停止するという、市民生活に重大な影響を及ぼしかねない状況が発生しました。このような経験を踏まえ、大規模地震等が発生した際に下水道の業務を継続することを目的とし、平成25年10月に「栃木県流域下水道BCP」を策定しました。

また、同様に公共下水道(流域関連公共下水道)施設を管理する県内市町においても、公共下水道BCPを策定しています。

1 下水道BCPとは

下水道は快適な生活をおくる上で非常に重要な施設であり、365日24時間休むことなく施設を稼働させる必要があります。そこで、災害発生時において、早期に業務レベルを回復させるため、流域下水道を管理する下水道管理事務所、及び公共下水道(流域関連も含む)を管理する市町において下水道BCPを策定することとしました。

BCPは、事業継続計画(Businessビジネス -Continuityコンティニュイティー -Planプラン )の略称です。BCPは、災害が発生した際にリソース(職員、資機材、ライフライン等)の制約がある中で、「誰が、いつまでに、どのレベルで、何をするか」ということを具体的に定めたもので、防災計画の細部計画という位置づけとなっています。

2 下水道BCPの概要

下水道BCPは主に4つの要素計画により成り立っています。  

非常時対応計画

大規模地震等の被害想定を踏まえ、リソースが制約された中で、実施すべき行動手順、目標対応時間を明確にした行動計画

事前対策計画

  平常時においても、業務継続力を向上するために実施する計画(下水道施設の耐震化、資機材調達先との協定、資機材の準備等)

教育訓練計画

  災害発生時の手順習得のための訓練や研修についての計画(BCPの周知方法、訓練時期、訓練手法等)

維持改善計画

  BCPの見直し・改善を適時行い、最新性を保つための計画(BCP更新作業体制、見直し時期等)

 

 

お問い合わせ

上下水道課 下水道担当計画管理チーム

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館14階

電話番号:028-623-2504

Email:jouge-s@pref.tochigi.lg.jp