重要なお知らせ
更新日:2016年5月9日
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栃木県養蜂組合では、県民に養蜂の魅力を発信するとともに、蜜源の重要性や適切な飼養管理等の正しい知識を啓発し、県内の養蜂振興を図るため、とちぎの“みつばち”いきいきプロジェクト(県庁みつばちプロジェクト)を実施しています。
1.実施期間 平成28年4月27日(水)から 5月30日(月)まで
2.実施場所 栃木県本町合同ビル屋上(宇都宮市本町3番9号)
3.設置箱数 2箱(設置時 約6万匹)
大型連休が明けた5月9日(月)に、巣箱の定期点検(2回目)を行いました。
「みつばち」は元気かな?と巣箱を開けてみると・・・。
たくさんの「みつばち」が元気に働いていました! 設置した時より数が増えたようです。
そして、県庁前のトチノキの花も元気です。
花が次々と咲き、最盛期を迎えようとしています。
トチノキの花は白い花。葉の根元から真っ直ぐ立った穂に、たくさんの花が咲きます。
よく見ると「みつばち」が、「みつ」と「花粉」を集めているところが見えるかもしれません。
御存知ですか?トチノキの花は「白色」ですが、花粉の色は「赤色」なんです。
今回の点検では、巣脾(すひ:みつをためるところ)の一部が赤色に変わっているのが確認できました。
「みつばち」がトチノキの花粉を巣箱に持ち帰ったのですね。 きれいな色です。
オレンジ色に近い赤色です
それから、一番気になる「みつ」の状況ですが、ご覧ください! 巣脾の中に「みつ」がこんなに入っています。
キラキラと光っている部分が「みつ」です。
さて、ここで注意していただきたいのは、これは「はちみつ」ではありません。まだ花の「みつ」です。
このあと働きばちが、巣箱の中で「みつ」を「はちみつ」にします。
働きばちが、もう一仕事
① 体内の酵素で「みつ」のショ糖を果糖とブドウ糖に変化させる
② 羽を羽ばたかせて風を送り、「みつ」の水分を飛ばして濃縮させる
すると、甘くて腐らない、おいし~い「はちみつ」ができます。
できた「はちみつ」は白いフタで閉じて、幼虫や働きばちの栄養源として大切に保管されます。
下の写真の白いフタがされた部分には「はちみつ」がたっぷり入っています!
私たちは、この「はちみつ」を「みつばち」からもらっているのです。
やっぱり「はちみつ」は、とっても貴重な食品ですね!
「県庁みつばちプロジェクト」では、皆さんに養蜂のことをもっと知っていただくため、今後以下のイベントを予定しています。(各イベントの詳細は、決まり次第掲載します)ぜひ御参加ください。
5月18日(水)巣箱見学ツアー(けんちょうde愛ふれあい直売所内で参加者募集)
5月30日(月)はちみつ分離式(県民広場)
6月15日(水)県民の日記念イベント(県庁本館1階ロビー)
6月 県庁はちみつフェア(調整中)
プロジェクトは順調に進んでいます。
今後も県ホームページなどで、県庁みつばちプロジェクトの様子を伝えていく予定です。
皆さん、みつばちへの応援をよろしくお願いします!
お問い合わせ
畜産振興課 生産流通担当
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館13階
電話番号:028-623-2347
ファックス番号:028-623-2353