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更新日:2015年8月6日
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畜産堆肥の利活用について、水稲や大豆を栽培している農家では堆肥の有効性を理解しているものの、運搬・散布の問題等により堆肥の利用が進んでいない状況にあります。
このため、上都賀農業振興事務所では、堆肥の運搬・散布組織の育成や有効性の実証等を行い、堆肥利用の推進を図っています。
今回、ほ場整備地区での土づくり効果実証試験を紹介します。
これは、区画整理を行った後の水田への豚糞発酵堆肥散布による、水稲栽培における土づくり効果と肥料削減効果を実証するため、平成26年から試験しているものです。
水稲の品種は「あさひの夢」、基肥として堆肥区・慣行区(堆肥を散布していないほ場)ともオール15を40kg/10a施用し、堆肥区には堆肥1トン/10a、慣行区には側条スーパー2号(化学肥料)を40kg/10a施用しました。また、両区ともNK202(化学肥料)を24.5kg/10a追肥し、合計窒素成分量は、10a当たり堆肥区22kg、慣行区16kgとなりました。肥料コストを比較したところ、堆肥区が約2千円安価となりました。
収量調査結果は表1のとおりです。堆肥区で、総籾数がやや過剰になったため、充実度合いがやや劣り、屑米が多くなりましたが、堆肥由来の窒素量を考慮した肥料散布を行えば、化学肥料の削減が見込まれることが明らかとなりました。
現在、同じ水田で堆肥を連年散布し、土づくり効果を検証中です。
地域内の堆肥を利活用することにより、化学肥料を削減し、資材費の低減につながることが期待されます。
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