重要なお知らせ
更新日:2016年1月28日
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栃木県は、関東平野の水源を有する上流県として位置しているため、古くから河川の水を有効に利用できたことや地下水が豊富であったこと、さらにダムが造られてきたことなどから、農業、工業、水道、水産、発電など様々な水利用が行われてきました。
このうち、栃木県で使う年間の水需要量は、約27億立方メートル (平成10年推計)で、そのうちの約84%、約22億6千万立方メートルが農業用水です。
農業用水は、農作物が育つために必要な水(かんがい用水)に利用されるだけでなく、火事を消すために使われたり(防火用水)、農村の景色や子供たちの遊び場をつくり出し、昆虫や魚がすむ場所を保つ(環境用水)など、地域の生活の中で様々な役割を果たしてきました。
栃木県の代表的な農業用水としては、日本三大疏水のひとつであり那須野が原の開拓の基礎となった「那須疏水」、塩谷町の佐貫から水を取り真岡市まで流れる「市の堀用水」、江戸時代に農村の復興に力を尽くした二宮尊徳にゆかりが深い「穴川用水(真岡市、二宮町)」、この他に「小山用水(小山市、野木町)」や「三栗谷用水(足利市)」などがあります。
那須疏水
水利用の状況
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