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更新日:2022年5月1日
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食肉の生食( 鶏刺身など) はせず、十分に加熱して食べましょう( 7 5 ℃ 1 分間以上)。
(参考:お肉はよく焼いて食べよう(外部サイトへリンク))
カンピロバクターとは
鶏や牛、豚などの腸管内に広く認められる食中毒菌で、食肉の処理過程で生肉を汚染すると考えられています。
食中毒の事例では、鶏肉の生食や牛レバー等の加熱不足によるものがあります。
カンピロバクターは、他の食中毒菌に比べて極めて少ない菌量でも食中毒を起こします。
食べてから概ね1 ~ 7 日で発症します。
・症状:下痢、腹痛、発熱等、まれにギラン・バレー症候群(※)
※ギランバレー症候群:手足の麻痺、顔面神経麻痺、呼吸困難等を起こす。
(参考:カンピロバクターはこんな菌)
カンピロバクターによる食中毒の発生状況
カンピロバクターによる食中毒は、全国において発生している細菌性食中毒の中で、近年、発生件数が最も多く、令和3(2021)年には全国で154件発生し、患者数は764名でした。
また、年間を通して発生しますが、特に夏場に多く発生します。
予防のポイント
(1) 食肉の生食はせず、十分に加熱して食べましょう。
特に生又は加熱不十分な鶏肉(鳥刺し、鳥わさ等)が原因の事件が多数を占めています。
(2) 食肉は、他の食品と調理器具や容器を分けて他の食品を汚染しないようにしましょう。
(3) 食肉を取り扱った後は、十分に手を洗ってから他の食品を取り扱いましょう。
(4) 食肉に触れた調理器具などは、使用後に十分に洗浄・消毒しましょう。
(参考)厚生労働省ホームページ
消費者向けリーフレット:外食時にも要注意(外部サイトへリンク)
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