更新日:2024年12月25日
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この調査は、統計法による基幹統計調査として文部科学省の所管のもと、昭和23(1948)年度から毎年実施されています。
調査の目的は、学校保健安全法により毎年定期的に実施される健康診断の結果に基づき、幼稚園、幼保連携型認定こども園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校及び中等教育学校における幼児、児童及び生徒の発育状態並びに健康状態を明らかにすることです。
この報告書は、令和5(2023)年度に実施された学校保健統計調査結果のうち、本県における発育状態及び健康状態についてまとめたものです。
なお、数値は令和6(2024)年11月に文部科学省が公表した、令和5年度学校保健統計調査の数値を使用しています。
身長、体重の平均値を年齢別、男女別に調査したものです。
(1) 本県の17歳平均は男子170.3cm(前年度170.3cm)、女子157.2cm(同157.6cm)でした。
(2) 全国の17歳平均は男子170.7cm(前年度170.7cm)、女子158.0cm(同158.0cm)でした。
本県平均と全国平均との差((1)-(2))は、男子▲0.4cm、女子▲0.6cmです。
(1) 本県の17歳平均は男子62.4kg(前年度63.2kg)、女子52.3kg(同52.9kg)でした。
(2) 全国の17歳平均は男子62.0kg(前年度62.5kg)、女子52.6kg(同52.5kg)でした。
本県平均と全国平均との差((1)-(2))は、男子0.4kg、女子▲0.3kgです。
(1) 本県の17歳における肥満傾向児の出現率は、男子12.03%(前年度16.28%)、女子9.45%(同9.23%)でした。
(2) 全国の17歳における肥満傾向児の出現率は、男子10.29%(前年度11.42%)、女子7.64%(同7.45%)でした。
本県平均と全国平均との差((1)-(2))は、男子1.74ポイント、女子1.81ポイントです。
(3) 本県の17歳における痩身傾向児の出現率は、男子3.94%(前年度3.00%)、女子1.17%(同2.66%)でした。
(4) 全国の17歳における痩身傾向児の出現率は、男子3.46%(前年度3.32%)、女子2.01%(同2.38%)でした。
本県平均と全国平均との差((3)-(4))は、男子0.48ポイント、女子▲0.84ポイントです。
※ 「肥満傾向児」及び「痩身傾向児」の定義については、報告書10ページを参照してください。
健康診断において判定された、疾病・異常の被患率等を年齢別、男女別に調査したものです。
本県における学校区分(段階)別にみた、被患率等の高い疾病・異常の状況は、次のとおりです。
(1) 幼稚園で最も高かったのは「むし歯」の者の割合26.2%でした。次に高かったのは「鼻・副鼻腔疾患」の割合5.3%でした。
(2) 小学校で最も高かったのは「むし歯」の者の割合41.0%でした。次に高かったのは「裸眼視力1.0未満」の割合34.7%でした。
(3) 中学校で最も高かったのは「裸眼視力1.0未満」の割合60.4%でした。次に高かったのは「むし歯」の者の割合30.7%でした。
(4) 高等学校で最も高かったのは「裸眼視力1.0未満」の割合72.8%でした。次に高かったのは「むし歯」の者の割合38.4%でした。
平成30年度学校保健統計調査報告書(PDF:2,728KB)
表 年齢別 身長・体重の本県平均値の年次別(10年間隔)推移(エクセル:20KB)
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