知事コラム「吹き竹」第158回

県民だより vol.374(2021年12月号）掲載

～令和3年も暮れゆく～

日常の中心がコロナとの戦いだった令和3年が暮れようとしている。

私達は、昨年末から年始にかけての第3波(1月～2月)、夏の第5波(8月～9月）と2度の緊急事態宣言を乗り越えて今日に至っている(昨年は、第1波(4月～5月)）。

これまでの取組を総点検し、次への準備に取りかかっており、経済活動の再生にも着手している。

12月に入り、空気が澄んできたことで、県庁舎からの眺めも良くなった。八溝山地の先には筑波山。太平山の遠方には富士山。そこに国内最大の関東平野が広がる。西に目をやれば、足尾の山々、日光連山、高原山、北には那須の山々も。釣瓶（つるべ）落としから冬至に季節も移ろうとしている。足尾山地に太陽が沈む時のシルエット(光景)も美しい。是非、天気の良い時に県庁舎へお出かけください。

令和4年の平安を皆さんと共に祈ります。