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更新日:2021年6月6日
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昨日5月1日は八十八夜だった(立春から数えて88日目)。5日にはいよいよ立夏を迎える。一方、「八十八夜の別れ霜」と言われるように、この時期に霜が降りることもある。
ところで、4月10日及び11日には、早朝の降霜(こうそう) により、県東部を中心に6市町において梨の凍霜害が発生した。3月の平均気温が平年より高く推移したため、県内全域で開花が早まったことで、影響が大きくなってしまった。
被害総額は4億円を超え、8年ぶりの大きな凍霜害(とうそうがい) となった。被害を受けた梨農家の皆様にお見舞い申し上げます。
県では、遅咲きの残った花への人工授粉を追加して行い、結実の確保を図るとともに、被害状況に合わせて摘果する等の技術指導を行っている。
担い手不足や農業従事者の高齢化とともに、地球温暖化などの異常気象下での農業の難しさが深まる。
「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。
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