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更新日:2021年7月4日
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コロナ禍を発端とした世界の木材動向の急変(米・中の景気拡大に伴う両国への木材集中)により、世界規模で木材不足となり、価格が1.5倍から2倍に高騰している。
輸入材の確保が困難なため、代替品として国産材の争奪が発生した結果、県産木材が県外に流出し、約2.5万立方メートル(一般住宅約1,000棟分)ものとちぎ材製品が不足状態となっている。(因みに、これまでの県産材と県産以外の材(輸入材+県外材)の比率は35対65)
県としては、新型コロナウイルス感染拡大に端を発する“ウッド・ショック”に伴うとちぎ材製品の入手難を重く受け止め、「とちぎ材製品不足に対応する緊急支援」について、本県が誇る良質なとちぎ材の安定供給を維持するため、関連事業者の連携体制の強化に対する支援など、とちぎ材製品の増産に向けた対策を早急に検討することにした。
「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。
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