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更新日:2021年9月5日
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ほとんど使わなかった高齢者用携帯電話を、ラクに使えるスマートフォンに買い換え、両親に届けた。父90歳、母88歳である。兄弟3人とも同居はしていないので、孝行しているとは言い難い。
せめて急用の時にと用意したのだが、電池切れで充電もせず、通話不能状態であるのを心配し訪ねてみると、「90歳になるというのに今更要らないよ。電話はかけられるようになったけど、出る方がうまくいかない。」と言う。「画面を矢印の方に人差し指の腹でなぞりあげれば(=フリック)いいんだよ。」と話しながら練習を繰り返した。
便利だからだけでは済まず、対応力も考えなければならない。SDGsの目標「誰一人取り残さない社会の実現」は可能か?今年は2人揃って運転免許証も返納した。美容室、買い物、通院等、自分達子どもの対応力も試されている。
お盆月、県民の皆さん、親・家族孝行願います。
「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。
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