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更新日:2019年3月3日
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年末年始「おふくろの味」を堪能された方、しみじみ懐かしまれた方も多かったと思う。
我が家でも、「正月餅」や早々と作った「しもつかれ」等は今年も味わわせてもらえた。
一方、物心が付く頃から当然の正月料理に欠かさなかった母親特製の若草色の流し羊羹や、見るからにうまそうなキンピラは姿を消した。「体が言うことを聞かなくなってしまったのでもう作れない、来年の正月は餅も無理かもしれない」と言い、父が「スーパーで一升餅で○○円で売っている」と続けた。
自分たち夫婦がその技術を今引き継げば、我が家の伝統料理も守れるかも知れないが、その時間が果たして取れるか約束ができないので、言葉が出てこなかった・・・。
地域の伝統や慣習を守り、郷土料理を伝承していく事に大変御苦労されている県民の皆様に頭が下がる。
「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。
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