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更新日:2018年7月1日
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栃木県が誕生して145年目を6月15日に迎える。遡(さかのぼ)れば明治6年の「栃木県」と「宇都宮県」の合併により概(おおむ)ね現在の形となった。
県内各地で様々な催しが16、17日(土、日)で行われる。
ところで、4月末には、多磨全生園(たまぜんしょうえん)の栃木県人会が催す「観桜会」に3年ぶりに伺った。ハンセン病の療養施設である。社会の厳しい偏見、誤った認識による差別や隔離等、尊厳なき人生の大半を施設で送ってこられた。
花よりカラオケで楽しい一時を過ごした。94歳の会長は「旅姿三人男(たびすがたさんにんおとこ)」や「潮来笠(いたこがさ)」など歌われた。施設内月刊誌「多磨」への寄稿文には、「歌と共に生きる」とあった。結びは、「県民の歌」を高らかに歌った。
県民の日を多磨、栗生(くりう)や駿河(するが)の施設で迎える皆さんは、人一倍ふるさと思い、家族・親類思いである。
一緒に県民の歌を歌いたい。
「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。
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