知事コラム「吹き竹」第120回

県民だより  vol.328(2018年4月号）掲載

  ～緊張と弛緩～

 平成30年度が始まった。平成の元号が1年間続く最後の年度となる。

 さて、子どもから社会人まで新1年生の誕生だ。緊張組だけではなく弛緩（しかん）組もいるかも知れない。弛緩組だと思われた方はすぐに行動を。シニアの方なら「とちぎ生涯現役シニア応援センター（愛称ぷらっと）」を活用してほしい。働く、社会貢献活動をする等の応援を行っている。

 ところで、「福田さんは緊張しないんですか？」と質問を受けることがある。「緊張しますよ。それは良いことなんです。向上心があればあるほど、自信をつけるために準備をしっかりやる必要があるので、自らの能力を高めることにつながります。人生はそれの連続なのです」と答えている。

 新1年生の皆さん、緊張感をちょっぴり楽しみながら自らの人生を切り開いて下さい。人生の第一幕を終え力が抜けてしまった方は、新たな活躍の場を自ら行動し、つかみ取って下さい。栃木県は、市町とともに応援します。

 

 

---

 

 知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

---

お問い合わせ