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更新日:2018年12月2日
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カルーガ州を訪問し、今後の交流分野の可能性を確認してきた。6月のアルタモノフ知事の本県訪問を受けてのことである。モスクワから南西に約190キロメートルに位置し、世界の企業の立地が進み、急速に工業化が進んでいる。日本では、三菱自動車が進出している。
産業団地は、約1,900ヘクタールのボルシノ工業団地(内陸型として国内最大級の清原工業団地は約390ヘクタール)をはじめとし、合計12の団地が造成されている。
「新シルクロード」を州知事自らが提唱し、中国大連からカルーガ州までの鉄道輸送を活発化させている。海路だと約45日を要するが、10日程度に短縮できるとのこと。神戸からの貨物も今年そのルートで運ばれたようだ。丘と白樺の里山にあふれる「黄金の秋」を目の当たりにしたほか、カルーガ国立大学の学生との意見交換も行った。経済分野の交流に期待が大きいが、接点は多くあるようだ。ぬくもりを胸に帰国できた。
「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。
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